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Girls' Talk~恋バナ倉庫~(旧・沖縄より愛を込めて

ここでは色恋沙汰&ビューティーの話をつれづれと。

   
カテゴリー「♡沖縄-ドイツ遠距離恋愛」の記事一覧

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遠距離恋愛:『なぜだろう・・・』

8月12日。
本日夕方、鈴木くんから電話があり、結局名護にとった宿についたと。来て早々かまってくれ!だったんですが、バタバタしてたし、不機嫌さが晴れてなかったので用事があるからとお断り。

今日は20時から友人の誕生会@隣のゲストハウスでして、とりあえずそっちに顔を出しました。実は鈴木くんと出会った場所でもあるんですが・・・。

私はどんちゃん騒ぎはたまにはいいけど、スタッフと近所の人以外、ほとんどの宿のお客を知らず、ちと人見知りするのでBBQ係りに徹してました。

・・・が、BBQに集中してたらふと肩を叩かれました。振り返ればそこには鈴木くんが。

鈴木 「用事ってこのことやってんなぁ。遊びに来たらちょうどおって、びっくりしたわぁ」

傍らには東京の友人男性も一緒。
とりあえず愛想笑い。

鈴木くんは 挨拶してからはずっと他の人と話してて、相変わらず人見知りしないし、話し上手だなぁと思いつつ、話をしないでいいことにちょっとホッとしてました。

しかし時折聞こえてくる、私の話し・・・やたら褒めてるし、東京に慣れてきたけど、東京の人はちょっと合わないから、さくらみたいな人がいてくれたらと思うんだけど・・・とかなんとか。
もう完全に聞こえない振り。素で言ってるとしたらそら恐ろしい。

一通りみんなのお腹を満たし、休憩がてらに輪から少し離れて友達の男の子と話してたら、鈴木くんがやってきました。

鈴木 「ほんまに久しぶりやなぁ。元気そうでほっとしたわぁ。最近どうしてたん?」

とりあえずお互いの近況報告から入りまして、すぐに傍らにいた同伴者にまたも私のことを語りだしまして・・・そういう褒められるのとか苦手なのわかってて言ってるので、

さくら 「いやいや鈴木くんは商才あるし、才能なきゃ東京でそこまでうまくやっていけてないし!」
鈴木 「ちょ、やめてぇや、俺ら似てるからわかるやろ?俺も苦手やねん、そういうの!」

オトナですから、これだけ周りに人がいたらうまいことやりますよね?
しばし話しをしていて、鈴木くんは直前まで絡まれてたおじさんに呼ばれて席を離れました。
私はBBQへ戻り、今度は魚を焼き始めました。

1時間後ぐらいですかね、一人で焼き焼きしてたら鈴木くんが傍らに来て、ぼそっと言いました。

鈴木 「最近どうなん?」
さくら 「どうもなにも、さっき言った通りだよ」
鈴木 「恋愛、とか・・・」

彼氏ができたと、ストレートにいったらおもしろくないな、と思いました。
あれほど面倒に感じていたのに、なんでだろう・・・?

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遠距離恋愛:『好きな芸能人は?』

前回までのあらすじ:某タレントヲタであることを隠しているさくら。秘密で行こうと思ってた東京遠征がバレ、もしかしてカミングアウトのタイミング!?でも、どうしよう???

*******************

さくら 「えーと、そうなんだ、また結婚式なんだよね。この年齢って続くよね~!」
佐藤 「そうだよなぁ。第二期結婚シーズンってかんじだよな。わかるわ、俺も・・・(はぁ)」

やっぱり言えませんでした。
私がもし「俺、実はモーむす。大好きで、コンサートあるから東京行く!」って言われたらどん引きしますよ・・・。
実際、東京にいた頃、仲のいい友達にちらっと言ってみたら、ものすごい驚いてましたし。

佐藤 「結婚と言えばさ、前の会社の後輩が14歳年上の人と結婚することになったって」
さくら 「女性が10歳上って、結構な年齢差だよね」
佐藤 「だろ?後輩、まだ24歳でさ、本当にいいのかって話しになったらしいんだけど、彼女の写真見てみんな黙っちゃったんだって」
さくら 「よっぽど美人だったの?」
佐藤 「高岡早紀そっくりの美人、しかもすっげーナイスバディ」
さくら 「そりゃ溺れるよねぇ」
佐藤 「完璧に溺れてるよ。彼女、バツ3らしいんだけど気にもならないって」
さくら 「バツ3!?むしろ彼女が結婚に懲りてないのがすごいって思う・・・」
佐藤 「けど、高岡早紀だったら、ありだよなぁ」
さくら 「あーゆーのが好きなの?」
佐藤 「いや、俺は梨花とか好き。お前は?」
さくら 「私?私はジョニー・デップとオダジョー」
佐藤 「意外に超ベタだなw」

いやいや、これも本当だけど、言えないこともいっぱいあるんだよ・・・汗

佐藤 「あ、芸能人といえば昨日六本木でアイツ見かけた、なんだっけ名前・・・」

そこで出てきた名前に思いっきり言葉を失いました。
それはまさに私がひた隠しにしてるタレントの名前・・・

佐藤 「おっかけっていうの?女が5人くらい着けまわってて店まで入ってきちゃって、一時騒然となって・・・」

ものすごく想像できる。
そのタレントがいわゆる”アイドル”ゆえにキチガイなファンが多いこともよくわかってる。
私はおっかけ反対派だけど、一度「○○のファンだ」と言ったら、そんなキチガイどもと一色端にされてしまうことも・・・

佐藤 「すごいよな。プライベートまで追っかけまわされて。だいたいあの事務所のタレント好きってだけで、いかにも現実逃避した女っていうの?一生結婚できないんじゃねー?」

ああ、ここまで言われたら絶対カミングアウトなんて無理。
私はどっちかと言ったら母親目線のファンだけど、ファンクラブに入ってコンサートも舞台も見逃したことないレベル。そのタレントとどうこうなる妄想すらしたことないけど、ファンってだけで絶対色眼鏡で見られるに決まってる。

・・・・佐藤くんは、結局沖縄には台風来るし、翌週の連休を楽しみにして来ないことになりました。

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遠距離恋愛:『はじめて強気な佐藤君』

前回のあらすじ:以前恋愛駆け引きに燃えた鈴木くんが沖縄へやってくることに。今となっちゃ嫌悪感の固まりとなった鈴木くんのことを、ヤキモチ妬きの佐藤くんに言ってしまったところ・・・

**************
佐藤 「ふーん・・・」

あれ!?怒らないの!?なんで??

佐藤 「お前、嫌でも断れないんだろ。俺、今週末も行こうか?」
さくら 「えっ!?」
佐藤 「毎週通い状態だな、嫌?」
さくら 「嫌じゃないよ(むしろ嬉しいくらい)、けど、大変じゃない?休むヒマ無くて」
佐藤 「明日次第なんだよなー。明日までに下請けの見積もり出てくれば行けるんだけど・・・」

次の飛び連休に来てくれることが確定してて、2週連続ってどうなんだろう。
嬉しいんだけど、いいんだろうか??

佐藤 「そいつと俺、どっちがかっこいい?」
さくら 「えー・・・見た目?」
佐藤 「そうそう」
さくら 「身長も体格も似てるし、ビジュアル的には同じくらいかなぁ。鈴木くんは結構黒尽くめで、クロムハーツ好きみたい。バッグとかはヴィトンのモノグラム好きみたいよ。服とか考えたら私は佐藤くんの方がスキだけど」

佐藤くんは、セレクトショップ系と言いますか、アローズ、シップス、エディフィスがお好きな感じです。

佐藤 「へー・・・(ちょっと見下した感じ)」
さくら 「悪い人ではないよ」
佐藤 「そうだろうな。お前がいなかったら友達になれたかもな。まぁ、ともかく嫌だったら適当に口実つけて断れよ。家に来られたら、今から出かけるところとか言ってさ」
さくら 「うん」

佐藤君、嫉妬すごい人ってイメージが嘘のように余裕です。
むしろ強気です。
なんでなんだろう?もちろん「なんで?」なんて聞けませんけど・・・

佐藤 「なんなら那覇にでも行ってれば?」
さくら 「え、それって佐藤くん来ないってこと?」
佐藤 「来てほしい?」
さくら 「・・・・・」
佐藤 「来てほしいって言ったら、なんとかしてやる」
さくら 「そりゃ来てくれたら嬉しいけど、来週来てくれるのに、それで今度は私が東京でしょ?」
佐藤 「え?東京来るの?」

ハッとしたけど、遅すぎ・・・。
実は10月にヲタ活動で東京遠征が決まってたんですが、本当にそれだけの為のトンボ帰りになってしまうし、言うのを迷ってたんです・・・汗

佐藤 「なに?いつ来るの?」
さくら 「・・・5日から12日まで」
佐藤 「なんでいわねーんだよ」
さくら 「急に決まったから・・・」
佐藤 「今度はなに?また結婚式とか?」

どうしよう。本当のことを言うかいわまいか・・・。
私のヲタ活動、某男性タレント関係なんですよね・・・言ったら絶対ドン引きするよ・・・
(友達にもほとんど秘密にしてるくらいなのに)


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遠距離恋愛:『アイツがやってくる』

前回が8月2日までのことを書いてましたけど、それ以降、わりと平穏無事な生活だったんでした。

8月11日、18時頃、突然鳴りだした電話。液晶に出た名前に一瞬引きました。
別のブログでこの連載のきっかけとなる鈴木くん・・・すっごい久しぶりに見た名前、しかも前回ちょっと嫌な感じで電話を切ってたので(詳しくはこちら)、どーしよー・・・と、一回はスルー。が、2回目が1時間後にかかってきたので、出てみることに。

さくら 「もしもし」
鈴木 「あー、さくらちゃん?久しぶりやなぁ。今大丈夫?(と言いつつ、タクシーに乗ってるらしく、同時に運転手に道を指示してる)」
さくら 「うん、どうしたの?」
鈴木 「いやな、明日から急に休み入ったし、そっちに行こうかと思ってんけど、遊んでくれる?」
さくら 「遊ぶって、天気最悪だよ」
鈴木 「台風きてるんやろ?天気どう?」
さくら 「台風来てるから、雨続きだよ」
鈴木 「あー、そうなんやぁ。どーしようかなぁ。あと2時間以内に飛行機押さえなあかんねんけど、どーしよーかなぁ」
さくら 「3連休だし、飛行機も宿も厳しいんじゃないかな。それに天候荒れたら飛行機飛ばないかもよ?」
鈴木 「なんでぇ、ほな晴れ女、なんとかしてぇな」
さくら 「いやいやいや・・・」
鈴木 「ほな、また夜に電話するわぁ」

・・・・・電話を切って、一言。

さくら 「きっしょい・・・」

なんか鈴木くんの喋り方がものすごーく鼻につく。「何にも気にしてませんよ」的な喋り方っていうんでしょうか。しれっと「会いたい」だの「いつ間拘束してもええ?」とか・・・わざと空気を読んでない感じがむかつく。
彼に好意を持った時期もあったけど、お互いに駆け引きばかりしてた。あの頃、どうにかならなくて本当によかった・・・と心から思ったりして。

23時頃、再び鈴木くんからの着信が。
最近の近況を聞かれたりしたんだけど、なんだかいちいちカチンとくる。
宿も押さえてないし、行ってから決めるわ~って感じで30分ほど話しましたけど、私が乗り気じゃないのは伝わったようです。

なんかね、こう、いろいろあったことをまるでなかったことのように、しれっと電話してくる神経が知れないというか・・・苦手です、こういうの。
計算高く彼を落とそうと思ってたこともありましたけど、今思えばこういうところにイラッとしてたことがあったなぁ。

この後佐藤くんと電話。思わず鈴木くんの話をちらり・・・

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遠距離恋愛:『話し合い』後編

前回のあらすじ:久しぶりに電話で話した二人。思いやりを持った会話から一点、さくらが沖縄で新車を買ったという話から、空気が重苦しいものに・・・

***********

佐藤 「ぶっちゃけいつまでそっちにいるつもり?」
さくら 「先のことはわからないよ。半年かもしれないし、3年かもしれないし」
佐藤 「将来設計とか考えないんだ?俺がいても?」
さくら 「そのことなんだけど、未来のことは何も約束しないでほしいんだ。私も約束できないし。そのー、結婚とか、まだ考えられないし、遠距離してたら佐藤くんももしかして他に・・・」
佐藤 「そういう未来の考え方は、全然好きじゃない。今はお前のことが好きだから他に誰か好きになるとか考えられねーし、だから早く帰ってきてほしい し、結婚したいって思ってる。ずっと言い続けてるだろ?そういう先読みって言うか、そういうのは好きじゃない。全然先に進まねーじゃん」
さくら 「言いたいことはわかるし、私もそう思ってたけど、佐藤くんがそういうように、私にもあるんだよ、いろいろ」
佐藤 「なに?言ってみて」
さくら 「私も佐藤くんのこと好きだよ。一緒にいたいって思うし、今も会いたいって思うけど、同じくらい沖縄にいたくて、一人でいたいって思ってるの。佐藤くんとは遠距離で、こんな感じの距離感で、時々会える時を楽しみにしていたくて、時期が来たら結婚とか考えたい」
佐藤 「この距離感って、俺には理解できない。なに?俺が沖縄に行けばいいってこと?そうすれば一緒にいれるの?」
さくら 「そんなの極論だよ。仕事やめてほしくないし、そんなことしてほしくない」
佐藤 「するかしないかは別として、もしそうなったら一緒にいれるの?それとも俺がそっちに行っても別々に住みたいって思ってるの?」
さくら 「そりゃ、こっちにいたら一緒に暮らしたいけど・・・」
佐藤 「そっか(露骨にホッとした声)。ならいいや。別に俺といるのが嫌ってわけじゃないんだな」
さくら 「一緒にいたいって言ってるじゃん、もー」
佐藤 「ようは東京が嫌なんだな、お前は」
さくら 「まぁ、それが一番近いかもしれないけど・・・」
佐藤 「結婚したら、湘南あたりに住むか?」

またまた話が飛躍します。もう少しゆっくり付き合って行きたいってことを、どうやったら誤解されずにうまく伝えられるんだろう。

さくら 「そういう夢は、まだ見たくないんだ。もっと近い話ししようよ」
佐藤 「近い話しって?」
さくら 「次に会う時に何しようかとか」
佐藤 「あ。俺、そっちに行こうかと思ってんだけど」
さくら 「え!?」
佐藤 「22日、代休使って4連休にしてさ」
さくら 「ほんとに?」
佐藤 「今から申請するから、今度こそ絶対休んでやる」
さくら 「そっかぁ(嬉しい)」
佐藤 「嬉しそう」
さくら 「嬉しいよ」
佐藤 「よかった。そしたらどっかホテル取ろうか?パソコン持込禁止で」
さくら 「いいよ、パソコン留守番させる」
佐藤 「マジで?よっし、じゃあ、どこのホテルにしよっか?リゾートホテル、どこがいいかなぁ?」
さくら 「連休だし、めっちゃ高いじゃん、リゾートは」
佐藤 「バーカ、たまにはそういうのもいいんだよ。バックパッカーの旅行じゃないんだから」

多分、佐藤くんは私の為に無理してくれてるんだと思います。
年齢的にも結婚したいのは当たり前だし、前の結婚生活や離婚のことには出来るだけ触れないで気を使ってくれてるし、口調はストレートで乱暴なところあるけど、やさしい人。
こんな風に甘やかすから、私は楽ちんで、同時に不安になってしまうんだけど。
やっぱりこの人だと確信できるまで、この距離感で続けて行きたいというのが、私の今回の結論なんですよね・・・。

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■プロフィール

HN:
さくら
性別:
女性
職業:
フリーライター
趣味:
音楽・映画鑑賞、食べること
自己紹介:
このブログでは、過去の遠距離恋愛のこと、現在進行形の恋愛話を綴っています。

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