忍者ブログ

Girls' Talk~恋バナ倉庫~(旧・沖縄より愛を込めて

ここでは色恋沙汰&ビューティーの話をつれづれと。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

遠距離恋愛:『オトコゴコロ?』

12/13
私は仕事で相当テンぱってたんで、忘年会から帰ってくる佐藤くんを待たず、スカイプを切って仕事に集中。
たぶん寝てると思われてるかなーといつものごとく思ってたら、2時くらいに携帯が鳴り出しまして。

佐藤 「さくら?寝てた?」
さくら 「起きてたよ。仕事に集中したくてスカイプ切ってたの」
佐藤 「そうか・・・(深いため息)」
さくら 「どうしたの?忘年会楽しくなかった?」
佐藤 「楽しかったよ」

なんだか普段と様子が違う佐藤君。暗いです。

さくら 「どしたの?」
佐藤 「うざいこと言っていい?」
さくら 「なあに?」
佐藤 「お前のことで頭いっぱいでおかしくなりそうなんだけど」
さくら 「急にどうしたの?」
佐藤 「もう、めちゃくちゃ会いてーよ。今すぐ会いてーよ」

ここまで切羽詰ってることはこれまでなかったから、さすがに心配になりまして、すぐにスカイプを繋ぎました。
PCの前で、大きな佐藤くんが膝を抱えてて、その上に顎を乗せてました。

さくら 「情けない顔して、どうしたのー?(笑顔で手を振ってみる)」
佐藤 「どうもしないよ(元気なく手を振り返す)」
さくら 「佐藤君元気ないと私も元気なくなるじゃん」
佐藤 「会いたいんだよ」
さくら 「顔見れるだけじゃだめ?」
佐藤 「だめ」

まるで駄々っ子な佐藤君。これで3*歳です。
だいぶ酔っ払ってるみたいでフワフワして見えます・・・連日これでもかってくらい飲んでるだろうし・・・

佐藤 「お前に触りたい・・・」
さくら 「佐藤君・・・」
佐藤 「(急にふて腐れて)どうせうざいって思ってんだろ、仕事の邪魔してって」
さくら 「そんなこと思ってないよ」
佐藤 「ぜってー思ってるだろ」
さくら 「思ってないよ。逆だよ、心配してるんだよ」

本当に心配になるくらい、それこそ椅子から落ちるんじゃないかって思うぐらいフラフラして見えたし、ここまで言われたことなかったし・・・

佐藤 「じゃあ脱げよ」
さくら 「いいよ」

寒かったけど、一気に全部脱ぎました。それこそショーツ以外は全部。
そして佐藤君と同じように椅子の上で丸くなりました。

佐藤 「・・・寒くない?」
さくら 「ちょっとね」
佐藤 「ごめんな?」
さくら 「なにが?」
佐藤 「もう服着ろよ」
さくら 「えー?もういいの?滅多にしないんだから、もっと堪能してほしかったのに」
佐藤 「(笑)風邪引いちゃうから」
さくら 「・・・・・(憮然)」
佐藤 「逆効果!もっと会いたくなった」
さくら 「私だって会いたいよ。毎日会いたいよ」
佐藤 「ドイツ来てくれれば毎日一緒にいれるだろ?」

その件につきましては、妊娠の件と合わせて話さないとな・・・と思ってたものの、このタイミングでは言えないよな・・・。

さくら 「佐藤君、今、私ができることなんでもするから言って?」
佐藤 「何で今日はそんなに優しいの?」
さくら 「佐藤君が落ち込んでるみたいだから」
佐藤 「別に落ち込んでねーし」
さくら 「好きな人がそんなだったら、心配になって当たり前でしょ?」
佐藤 「すごい要求するよ?お前絶対無理っていうから言わないけど」
さくら 「(ドキドキ)どんな要求?」
佐藤 「絶対無理だよ。もういいよ、ほんと。十分嬉しかった。ありがとな」
さくら 「(ドキドキ)私、やる時はやるよ?本当に言わなくていいの?」
佐藤 「いい。ほんとにいい(膝に顔を埋めてもっと丸くなった)」
さくら 「ねえ・・・」
佐藤 「ほんとにいいって。なんか自分で自分が嫌になってきた」

そういう気持ち、よくわかる。
今すぐ抱きしめてあげたくなるのに、それが出来ないことがもどかしい。

さくら 「佐藤君、愛してるよ」

佐藤君が顔をあげて、照れ笑いを浮かべました。

佐藤 「俺も、もっと愛してる・・・ふふっ。なんか今日の俺最低だな」
さくら 「私なんてもっとひどい時あったでしょ?」
佐藤 「お前は女だからいいんだよ」
さくら 「そんなのに男も女もないよ」
佐藤 「(笑って)仕事の邪魔してごめんな」
さくら 「ううん。それより本当に見なくていいの?せっかく脱いだのに」
佐藤 「じゃあおっぱい見せて」

足を降ろして、言われた通り見せてみたら、逆に恥ずかしがって盗み見るように見てる佐藤君。

佐藤 「(目を逸らして)あー、もう、ほんとに無理っ!」
さくら 「えー!??」
佐藤 「もう寝るわ。切るからな」
さくら 「ちょ、佐藤く・・・」

本当にブチッと接続を切られました。
男心がわかりません。自己嫌悪に陥ってるんでしょうか?

心配で携帯にメール入れたら、返信なし・・・。
なんだか胸騒ぎがします。もしかして遠距離に疲れたから別れようとか・・・
どうしよう。ドイツに行かないと決めたのは私だけど、別れたくないよー!!!
とにかく矛盾しまくる自分に収集がつきません・・・・。


ランキングクリックを励みにしてます♪ よろしくお願いします!
banner_02.gif にほんブログ村 恋愛ブログ 遠距離恋愛へ
続く・・・連載エピソード別・目次はこちらから

拍手[0回]

PR

遠距離恋愛:『憂鬱です・・・』

12/9、昼ぐらいに生理がきて、佐藤君に報告メール。
『次は絶対妊娠させてやる!』と返ってきたので、『種仕込みの時にアルコール入ってると胎児に問題出ることあるみたいよ。お酒飲めないね(笑』と返信。

すぐに電話をかけてきた佐藤くんはこう言いました。

佐藤 「酒断ちするっ!」
さくら 「絶対無理だよ・・・三度の飯より酒でしょ?」
佐藤 「やった後に飲む。どうせ喉渇くし」
さくら 「なるほど・・・」
佐藤 「お前こそ煙草やめろよ」
さくら 「えー、そしたら佐藤君も禁煙する?」

禁煙に関しては押し問答・・・
後でネットで調べたら、男性の飲酒は精子に影響出ないらしい・・・秘密にしよっと。

でも煙草は真剣に考えなきゃいけないよな・・・本当に妊娠するつもりなら・・・と、仕事しに図書館へ行ったついでに妊娠したい人が読むような本を流し読み。
今の私は、母親になれる資格すらないよ。煙草もそうだけど、生活習慣もひどいし、子供が先行してて結婚のことがうまくイメージも出来てない。子供が出来てから考え始めたんじゃ遅いんだよな・・・。

久々にジャスコに買い物行ったら、クリスマスのイルミネーションが・・・すごくしょぼいんだけど、そういう季節なんだと実感してしまった。こっちも寒いけど、クリスマスのイメージがどうも沸きにくいんですよね、コートもマフラーもまだいらないし。

生理が重くて気持ち悪くてこの日は早寝。
佐藤君はサークルの忘年会とのことで、この時初めて出身大学とサークルを知った。
恋愛と仕事の話ばかりで、昨日の好き嫌いの話もだけど、やっぱりまだまだ知らないことが多すぎる。
ぼーっとスカイプしてないで、やっぱりもっと話しするべきなんでしょうね。

12/10
12時間寝て起床すると、仕事のメールがごっついことになってる!
体調はすこぶる良し。しかも天気もいいから、久々に海まで行って仕事・・・。
体が動くようになったので、最近佐藤君が口うるさい食生活からの改善をすることにした。
昨日の夜ご飯は、材料を買い込んできたのに、体がしんどくてスナック菓子で済ませてしまったのをすごく説教されまして・・・別に料理ができないわけではないんですけどね。
豚汁とキンピラごぼう、そして納豆・・・佐藤君は納豆が嫌いらしい。健康志向なので意外だったけど、匂いに耐えられないらしい。私もそういうことがあったからわかるけど・・・。

佐藤君いわく、次は排卵日にどんぴしゃで当たるから、覚悟しておけと・・・。
カレンダーを数えてみたら、普通は28日周期だから(自分の周期知らないけど)、次の生理予定日は大晦日。
17日が排卵日予定だから、25日じゃだめなんじゃない?と言ったら、1月の排卵日を狙っているらしい。

ドイツ行く本当に直前じゃん・・・なんだかものすごく不安になってきました。
佐藤君、ドイツに行っても私のこと好きでいてくれるかなぁ。
生理中だからネガティブ思考なんでしょうか。ああ、なんだか怖い。

12/11
仕事で朝から那覇へ。朝から代理店の仕事、夕方から取材を済ませて21時に帰宅。
とはいえ、帰宅してからの方が忙しい・・・いかんせん書かなきゃいけないものが盛りだくさん。企画書でしょー、取材の記事でしょー、ページネーション作るでしょー(以下略)

佐藤君は、今日も忘年会(というか送る会らしいけど)。酔っ払って電話をかけてきて、その場にいたご友人6名と挨拶することに。
皆さん、すっかりご機嫌で・・・

一人目「コイツはね、多少女癖悪いけど、いいやつなんだよ~!3回までは許してあげて?本命はさくらちゃんで間違いないからさぁ~」

二人目「あー、はじめまして。佐藤君にはいつもお世話になってます~。写真見たけどかわいいっね!ほんとね、惚気られてうらやましくなっちゃって(以下略)佐藤のこと、愛してやってくださいってことが言いたかったんですけど(以下略)」

三人目「あれ?思ったより声低目なんですね(そうですか?)いやいや、あの、出来るだけ早くドイツ行ってやってくださいね。あいつ、意外に寂しがりやなんすよ。すみません、じゃあ、代わります」

四人目「どうも初めまして、**と申します。今沖縄ですか?(はい)そっちはまだあったかいですか?(そうですね)年末年始に沖縄行くんですよ(長くなったので中略)沖縄とドイツで遠くていろいろ大変だと思いますけど、佐藤のことよろしくお願いします」

五人目「え、誰?(佐藤の彼女だよ)あ、マジで?あ、すみません、佐藤の友人の##です。どうもお世話になってます。あの、佐藤、いいやつなんで、いつも バカばっかりやってる俺らのこと心配してくれたりとか、本当にいいやつなんで(はい)、俺らとしても佐藤には幸せになってもらいたいっていうか、幸せにし てやってもらえますか?(は、はぁ)本当にいいやつなんですよ(以下略)」

六人目「あの、##も言ってましたけど、ほんとに佐藤はいいやつで、ちょっと変態で変わってるところもあるんですけど、俺はあいつが大好きで、あいつがやっと結婚したい人が出来たって聞いて、本当に嬉しかったんですよ。あいつにだけは幸せになってほしいんです(以下略)」

結局佐藤君に電話が戻らないまま、終了・・・。
しんどいのに仕事モードの時に酔っ払いからの長電話って、ドッと疲れが増しますが、佐藤君がいかに男友達に愛されてるかがよくわかりました。

佐藤君の想いに応えきれてない自分に、憂鬱になりました。

12/12
朝から取材、夜はスピッツのライブへ。23時に帰宅。ああ、また仕事が溜まってる・・・
佐藤君が今日も忘年会で帰りが遅いので集中しようと思っても、疲れがピークで5分ぐらい喋ったけど記憶になし。気絶するように寝る。

12/13
年内最後の週末休みとのことで、昼間も夜も予定でぎっしりな佐藤君。
夕方過ぎに家に戻ってきたときにちょっとだけスカイプ。
2日あいただけで、すごく久しぶりな気分になって、嬉しくなってしまった私は、東京で『裸でエプロン』コスプレをする約束をしてしまう・・・
この何日かで「妊娠したら結婚」案を取りやめようと思い始めてます。
もし妊娠したら、発覚するのは当たり前だけど佐藤君がドイツへ行ってからになるし、まったく勝手もわからない、友人も一人もいないところに妊婦が行くって、かなり勇気がいる。(子供のいる友人に出産までの経験談を聞く限り、余計にめげます)

子供がいたら、それが二人の絆になるし、私個人としての守りぬかなければならない存在になって、万が一離婚になったとしても頑張れるんじゃないか・・・と最初は思ったんですけど・・・

そもそも結婚する前から別れることばかり考えてちゃ、まったく前進できてないよね。
そう考えると、すべてがまた振り出しに戻ってしまうんですけど・・・

続く・・・連載エピソード別・目次はこちらから

ランキングクリックを励みにしてます♪ よろしくお願いします!
banner_02.gif にほんブログ村 恋愛ブログ 遠距離恋愛へ

拍手[0回]

遠距離恋愛:『ストリップデビュー?』

前回までのあらすじ:
昨日なんの予告もなく日帰りで来てくれた佐藤君。避妊しないで妊娠したら結婚しよう・・・なんて話しになってしまったけど・・・

**************************
昨日のことがもう遠い昔のような気がしてます。
今日の佐藤君は帰宅が早くて7時半くらいからスカイプオンライン。
久々に普通にいろいろ話してる気がします。

びっくりしたのは、会社の女の子にあるアイドルに似てると言われたんだけど知ってる?と聞かれたこと。
思いっきりこのブログのプロフィールに載せた人!もちろん知らないと言いましたけど。
まだそこまでメジャーじゃないはずなのに、一般人にも知られるようになってきたんだ、あの子・・・

今日は近隣の人にもらったジューシーという沖縄の炊き込みご飯で済ませちゃったんですけど、そのことから食べ物の好き嫌いについての話しになって、佐藤君は、私が「バナナが嫌い」と言ったことに過剰反応。

佐藤 「なに、バナナの何が嫌いなんだよ」
さくら 「何もかも。バナナ食べたらチューしないくらい嫌い」
佐藤 「えー、人が食べるのも嫌なの?」
さくら 「匂いがきついじゃん?」
佐藤 「俺のバナナは好きだろ?」
さくら 「・・・・・・会社でそんなこと言ったらセクハラで訴えられるよ」
佐藤 「えー、バナナ、むちゃくちゃうまいのにぃ・・・」
さくら 「お願いだから私のいないところで食べてね」
佐藤 「あぁ・・・」

それから昨日のことがずいぶん前に感じると佐藤君が言ったのに同意したら、また「脱いで?」と・・・
今日は比較的あたたかく、Tシャツにカーディガンだったので、おもむろにカーディガンを脱いでみると

佐藤 「・・・・・・・・(画面をガン見)・・・・・お前、ノーブラだろ」
さくら 「そうだよ」
佐藤 「ちょっとさ、乳首指で押さえてみて」

今日は多少は頑張ってみようと、言われた通りにしてみると「おお~」と嬉しそう。
胸を下から持ち上げてみてと言われて、あげてたぷたぷさせてみたら、「おおお~!」と大興奮。
私もちょっと楽しくなってきて、「見せて」という言葉にTシャツをまくってチラ見せ。

佐藤 「おおお~!いいねぇ~!!じゃ、思い切って脱いでみようか!」
さくら 「えー、脱ぐの?」
佐藤 「ここまで来たら一緒だろ?脱いじゃえよ!」

スカイプは自分が映ってるのも見えるんですが、ただ見せたら面白くないなぁと思って、ちょっとPCの角度を上向きにしてから一気に脱ぎました。

佐藤 「おお~・・・あれ、お前、見えねーよ!立ち上がって!」

いわゆるチューブトップのラインで見切れる角度にしちゃいました♪
向こう側で覗きこもうと必死になってる姿に爆笑!

さくら 「そっちがどんなに動いても見えないモンは見えないって(笑」
佐藤 「あー、もうちょっと、背筋伸ばしてみ?」

ジタバタする佐藤君がおもしろいし、可愛いし、もう少し早くやってあげてたらよかったかな、と思ったり。
寒くなってきたので長袖のTシャツに着替えると、佐藤君はすねてしまいました。

さくら 「楽しかった?」
佐藤 「うん、すっごい楽しかった・・・」
さくら 「よかったね(笑」
佐藤 「バカにしてんだろ。男は単純なんだよ」
さくら 「そうみたいだね。かわいい♪」
佐藤 「じゃあもっとかわいがって♪」
さくら 「私だって頑張ったんだから、ちょっとずつにしてよ」
佐藤 「そうだな。これだけでも大進歩だしな。あー、本当によかったよ。よく頑張ってくれた!今度化粧して、メガネはずしてやって?」

こんなに喜んでもらえるもんだとは思わなかった。
そしてやる側がこんなに楽しいとも思わなかった(笑)
これからエスカレートしないといいんだけど。佐藤君がこれまでにないほど嬉しそうだったから、慣れない程度にちょこっと出しでやろうかなーと思ってます。

続く・・・連載エピソード別・目次はこちらから

ランキングクリックを励みにしてます♪ よろしくお願いします!
banner_02.gif にほんブログ村 恋愛ブログ 遠距離恋愛へ

拍手[0回]

遠距離恋愛:『大事件!!』

前回までのあらすじ:
ヲタ活動と仕事に大忙しのさくら。佐藤君と会えるのはクリスマスまでお預けだけど、東京での年末年始の長期ステイの為に頑張るぞ~・・・

**********************
※すでに日記の方にリアルタイムに書いた事件の詳細です。

12/7(日)。
まず一服しながらメールチェック。ファイナンス関係の記事を読み、為替の動向チェック。
ポカリスエットを飲んで、シャワーを浴びる。
夏はワンピース、冬はバスローブを着てシャワーから出てきて、着替える。
朝ご飯を作り、食べる。

これが毎朝の私の日課。毎日違うのは起床時間だけ。
今日は11時に起床。もろもろしてからシャワーへ。
バスローブを着て、カーテンの向こうのベッドルームへ着替えに入ろうとした・・・ところまではいつもと一緒。違ったのは、そこに背の高い男がいて、突然掴みかかってきたこと!!
びっくりして叫びかけた私の口が大きな手で塞がれて、「俺だよ!」と聞きなれた声・・・なぜか佐藤君が!
ホッとして抱きついて「びっくりしたぁ~!!」と泣きそうになりました。

佐藤 「お前、なんで内鍵閉めてねーんだよ!俺だからよかったけど、違ったら大変なことになってたろ!」
さくら 「今日はたまたま閉め忘れてた(本当に)、怖かった、もう絶対に閉める」
佐藤 「俺が来るって知ってたんだろ。だから開けてたし、風呂も済ませてたの?準備いいなぁ~」
さくら 「知るわけないじゃん、昨日何にも言ってなかったし・・・」

ここでハッとしました。部屋が恐ろしく散らかってる上に、ヲタ活動がバレバレなものが丸見えだったのを思い出したんです。

さくら 「部屋、部屋見ちゃった??」
佐藤 「散らかってるから近づかなかった」
さくら 「(ホッ)来るって知ってたら片付けといたのに・・・」
佐藤 「部屋見ないから気にしないでいいよ(バスローブの紐をほどく)」
さくら 「どうしたの?急に来るなんて、明日休みなの?(脱がされた)」
佐藤 「夕方には帰るよ(ベッドに座らせ)」
さくら 「え、日帰り??なんで??(耳にキス、手は胸に)」
佐藤 「お前の欲求不満解消しにきた(押し倒し)」
さくら 「(大人なチューに目を閉じる)」

正直、普段以上に乱れたような気がします・・・
仕事もヲタ活動も、何もかも頭から抜け落ちて・・・もしかして本当に欲求不満だったのか、いや、たぶん佐藤君に会いたかっただけなのかもしれないです。
先月2週連続で会ったせいで余計に寂しくなったのは、佐藤君より私の方だったのかも。

昼間だから部屋の中も明るくて恥ずかしいはずなのに、外はゲストハウスの工事で人がいっぱいいるのに、そんなことが気にならないくらい没頭しちゃって・・・書いてても恥ずかしいんですけど・・・
佐藤君にたくさん「好き」って言ってる自分にも何度か気づきました。ドイツへ行ったらこんな風に会いに来られないと言われて、それがすごい嫌だった。

余談ですが、うちはコンドーム派なんですけど、この時6月に買ったのが切れちゃったんです。
なのに二人とも留まることを知らないから、お腹の上に出す?と話していたら、佐藤君が賭けをしようと言ってきました。

佐藤 「中に出してもいい?」

とっさに今って安全日だったか、危険日だったか考えましたが、いまだかつて中に出されたことのない私にはまったくわからず。調べたことも何度もあったはずなのに思い出せない・・・

佐藤 「そんで、もし妊娠したら俺と結婚して?」

急に胸がドキンと音を立てました。
それもいいかもしれないと、その時思った自分がいて、頷いてました。

それからは不思議な感じで、どこか覚悟のような、期待のような、そんな感情と、悦楽とはちょっと違う波に乗せられたような・・・佐藤君が愛おしくて、息苦しいのに抱きしめてキスしててほしくて。

終わった後、離れないままでぎゅーっと抱き合ってて、私は泣きそうなのをぐっと我慢してました。
佐藤君は顔や髪にたくさんキスしてくれて、優しく私の体を撫でてました。
二人とも、何も喋らなかった。

これを書いていても、その時のことを思い出して、胸がきゅーんとして泣きそうになります。

佐藤君が帰った後、ヲタ用事で1時間ほど友人宅へ行った時に、友人が3人の子持ちだったので妊娠のタイミングを聞いてみたら、生理予定日の14日前が排卵日で、その排卵日に精子と出会うと妊娠するとのこと。精子はしばらく生きているから生理後が危険で、逆に生理前が安全日・・・つまり、生理前の今の私は、妊娠する確立はほぼない・・・・

安心するのかと思いきや、どこかでがっかりしてる自分がいて戸惑いました。

あんなに結婚しない、ドイツにも行かないと言い続けた私が、なぜ妊娠してもいいって思ったんだろう。
自分にとって格好たるものがほしいと思って、それがちゃんとできるまでは結婚するのは怖いと思ってた。でも、子供は何を引き換えにしても守って行きたい存在になる・・・と私の女としての潜在意識が働いたのかな。

佐藤君が家に戻ってスカイプが繋がったのは23時過ぎ。
私は切羽詰って企画書を書いてたけど、その合間に「今日って安全日だって知ってた?」と聞かれて、友達に聞いたことを話しました。がっかりしてたのは伝わらないようにさらっと答えたんですけど、そこで佐藤君が驚きの提案をしてきました。

佐藤 「これから避妊やめて、妊娠したら結婚するってことにしない?」

真面目な顔で言われて、正直嬉しいって気持ちが一番で。
本当にこれでいいの?と自分に問いかけても、喜びと期待の方が大きくて。

さくら 「うん」
佐藤 「いいの?」
さくら 「いいよ」
佐藤 「ほんとに?やっと俺と結婚したくなったの?」
さくら 「ノートに手紙書いてくれたでしょ?あれ読んだ時に結婚したくなった」
佐藤 「(テンション急上昇)まじで?じゃあ年末に結婚しようぜ!」
さくら 「(テンション急降下)それはちょっと・・・違うかな・・・結婚したいけど、今はまだ早くて(これまで散々説明したことを再度言う)」
佐藤 「よくわかんねーよ。子供の為になら結婚できるってこと?」
さくら 「それもちょっと違うんだけど(ちょっと面倒くさい)、東京行った時にちゃんと話すから」

仕事に戻ると言って、ミュートに切り替えました。
とにかく仕事が一段落するまでは、他のことは考えまいとして集中・・・

なのに佐藤君はそのことで頭がいっぱいみたいで、今度は「子供生まれたらお受験させる?」なんて、またも随分先の妄想モード・・・・

妊娠して、結婚して、ドイツへ行って、子供が生まれ、教育方針考えて・・・全部叶ってしまったら、その先佐藤君は何を妄想するんだろう。老後のことかしらん?なんとなくそうじゃない気がする。
結婚とか、家庭とか、美化していいことばっかり想像する初婚の人たちをたくさん見てきたけど、佐藤君もそういう人の一人のような気がする。
あらかた目標達成したら、今度は外に愛人を作るのが男の美学とか・・・私の周りの男友達にもそういうの多いし。

幸せ気分が一転、なぜか暗い気持ちになってしまいました。

続く・・・連載エピソード別・目次はこちらから

ランキングクリックを励みにしてます♪ よろしくお願いします!
banner_02.gif にほんブログ村 恋愛ブログ 遠距離恋愛へ

拍手[0回]

遠距離恋愛:『ヲタ活動と仕事』

12/6(土)
5時間しか寝てないのに、変な夢を見て目覚めたのが朝の9時。
かなりドSモードの佐藤君とエッチしてる夢、それもだいぶ生々しかったので、胸がドクドクと波打ってます。
自分で自分が恥ずかしい・・・佐藤君とエッチしてる自分を上から見てたというんでしょうか。どっちの自分も自分で体がカッカしてました。

しかし頭の中を切り替えて行かなきゃなりませぬ。年末年始に向け、ヲタ活動が活発になります。
コンサートやら舞台のチケットの当落発表が続くのです。行くことは決めていてもチケットが取れなきゃそれまで。逆にたくさん取れすぎても重複して困るし。ヲタ活動において一番胃が痛くなることなんですが、避けては通れないんですよね。
でかい仕事が舞い込んで、取材の記事もやらなきゃでバタバタ。

昨日現実逃避でデスノートを見出したら、これが予想以上におもしろくて3本全部見ちゃったし、この週末で挽回して月曜には企画書の概要を作らないとやばい。

佐藤君はゴルフに行ってるので、とにかくPCに向かってガツガツ・・・
図書館で資料を借りてきてガツガツ・・・

夜になり、ヲタ友達から電話。いろいろ話してるうちに佐藤君のスカイプがオンラインに。21時に過ぎの帰宅、思ったより早かったけど、電話してる私を見て、自分もシャワーしに行った模様。
忙しい時ほど長電話してしまうもので、2時間近くがすぎ・・・途中で佐藤君が何度か口パクで「まーだー?」と言って来た。実はヲタ友達にも佐藤君の話をしちゃってたんですよね。

電話を切って佐藤君と向き合いました。

佐藤 「2時間も誰と話してたの?」
さくら 「女友達だよ。名古屋の。元々本の読者さんだった子」
佐藤 「忙しいんじゃねーの?長電話してもアイデア出てこないだろ?現実逃避しすぎて徹夜で仕事してたらいいことないだろ?今日何時に起きた?」
さくら 「それがね、9時に起きれたの!佐藤君のおかげで!」
佐藤 「え?」
さくら 「佐藤君が夢に出てきたの」
佐藤 「え、ほんと?(嬉しそう)どんな夢だったの?」
さくら 「それが・・・ベッドシーンだった」
佐藤 「は!?セックスしてたの?」
さくら 「してた。すっごいしつこかったよ(笑」
佐藤 「お前、欲求不満なんじゃねーの?(ニヤリ)」
さくら 「それはないよ、だって先月ちゃんと・・・」
佐藤 「2週間もあけば、したくなるんじゃないの?俺はしたいけど」
さくら 「そんなに盛ってないよ、私は!」
佐藤 「いや、現実逃避するのもそれが原因じゃねーの?欲求不満でイライラしてアイデアが出なくて、そんな夢見ちゃって」
さくら 「違うって、絶対にそれはないっ!(本心)」
佐藤 「とりあえず、そのジャケット(ユニクロのエアテック)脱いでみようか?」
さくら 「寒いから着てるのにー」
佐藤 「すぐにあったかくしてあげるから♪」

そんなことしたら余計に現実逃避だし、こないだは頑張ろうかと思ったけど、私の為にやったんだと言われそうな今の状況・・・もちろん却下!

スカイプを一段落させ、仕事してると見せかけて実はチケット関係でメールのやり取りに忙しかったりして・・・ヲタ活動も仕事だと言い訳できる。遠距離恋愛の唯一の利点はそれかなぁ・・・

続く・・・連載エピソード別・目次はこちらから

ランキングクリックを励みにしてます♪ よろしくお願いします!
banner_02.gif にほんブログ村 恋愛ブログ 遠距離恋愛へ

拍手[0回]

■プロフィール

HN:
さくら
性別:
女性
職業:
フリーライター
趣味:
音楽・映画鑑賞、食べること
自己紹介:
このブログでは、過去の遠距離恋愛のこと、現在進行形の恋愛話を綴っています。

カウンター

ブログ内検索

カレンダー

最新コメント

[12/09 Daisy]
[05/02 あおい]
[05/02 Daisy]
[04/30 Daisy]
[04/29 nori]

■携帯用QRコード

Copyright ©  -- Girls' Talk~恋バナ倉庫~(旧・沖縄より愛を込めて --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]