3月7日(土)
朝、体をまさぐられて目を覚ますと、佐藤君がじーっと私を見てました。
優しく微笑んでる顔は、見惚れるくらい幸せそうだし、見慣れない部屋だったから、一瞬夢か現実かわからなくなりました。
佐藤 「起きた?」
さくら 「(とりあえずくっついてみる)」
佐藤 「寝ぼけてるw」
さくら 「寝ぼけてないよ。ちゃんと起きたよ」
本当に珍しいくらいスッキリとした目覚めでした。佐藤君の肌のぬくもりもちゃんと感じられて、現実なんだと思うと不思議な気分だったけど。
外はどんよりしてたけど、光が差し込む日当たりのいい部屋。真っ白なシーツがなんだか恥ずかしかったです。
そのままイチャイチャしてから、朝ごはん。本当は宿泊費に含まれてるらしいんですが、雨も降ってたし、結局ルームサービスを頼むなんて贅沢なことに・・・
ここのホテルは一応高級リゾートで何でも揃ってるはずなんですけど、唯一部屋でのインターネットがダイアルアップしか使えないという残念さ・・・いや、そのおかげでPCを開くこともなく、ただお互いの顔だけ見てていいよ、というある意味最強の引きこもりを可能にする場所でした。
佐藤君はボクサーパンツ一枚、私は佐藤君のTシャツ一枚。ベッドでゴロゴロイチャイチャしながらいろんな話しをして・・・が、お昼をすぎたあたりに佐藤君に仕事の電話が。ネット環境がよろしくないことが仇となり、二人揃ってネットカフェへ。カップルシートっていうのに初めて入り、佐藤君が仕事をしてる傍ら、私はずーっと読みたかった漫画『キミはペット』を読み始める(健忘録:5巻まで読んだ)。
そして帰りの車の中でのこと・・・
さくら 「モモ、かわいい~!私もペットほしい!」
佐藤 「男をペットにしてる女なんて嫌だ」
さくら 「じゃあロボットでもいい!」
佐藤 「(呆れ顔)あのさぁ、俺だけじゃ不満?すごい献身的に愛を注いでると思うんだけど」
さくら 「じゃあペットになる?」
佐藤 「養ってくれるの?」
さくら 「お酒代かからなければ頑張れるかなw」
佐藤 「やっぱ嫌だ。むしろお前がペットになれよ。かわいがってあげるから」
さくら 「嫌だ、ペットなんて」
なんとも不毛なやりとり・・・w
さらにベッドの上では・・・
佐藤 「(かくかくしかじかの途中で)俺をペットだと思ってどうしてほしいか命令してみて」
さくら 「そんなの、言えないよ!」
佐藤 「ご主人様、僕はどーしたらいいですか?ワンワン!」
さくら 「いじわるしないでよー!」
佐藤 「ほら、ペットなんていいことないだろ?邪念を捨てて俺にニャンニャン言ってればいいんだよ」
勝てない・・・この人には勝てない・・・悔しいけど・・・勝てないぃ・・・
さくら 「・・・(開き直って)ニャンニャン♪」
佐藤 「(不敵な笑みを浮かべて)どうせなら盛りがついた猫がいいなぁ・・・(実力行使)」
ずいぶん早起き+ベッド運動(爆)をしたもので、翌朝めっちゃ早いということもあり、0時には寝てたと思います。
翌朝、早朝のためにシャトルバスがないのはわかっていたので、なんとタクシーを使って那覇空港へ・・・
関空で乗り換えてドイツへ発つ佐藤君を見送りました。
別れ際、混み合う出発ゲートで、人目もはばからずギュッとして何度もキスしてくれた佐藤君と笑顔で別れたけど、一人になって自分の出発ゲートに向かう時の寂しさったら・・・
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