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Girls' Talk~恋バナ倉庫~(旧・沖縄より愛を込めて

ここでは色恋沙汰&ビューティーの話をつれづれと。

   

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遠距離恋愛:『目指せ!家庭的男子』

1月27日(火)。
夜から知人の誕生日パーティーで近所のゲストハウスまで遠征。
0時を回り、帰らなきゃ!と席を立ったところで盛り上がってきちゃったりして、帰宅したのは1時数分前。
PCを立ち上げると、これまたネットワークエラーで15分ほど時間をとられ、ようやく接続。
佐藤君はすでにオンラインで、映し出されたのはキッチン。

・・・やる気満々です。

夕方、ふーちゃんぷるじゃなくて、違うものにする?と振ったものの、どーしてもアレがいい!と譲らなかった為、ずっと麩の代用品に頭を悩ませてた私。パン粉を使って見る事にしたんですけど、実は実験したことはありません。すでに野菜の皮むき中だった佐藤君、おもむろに黒とオレンジの何かを見せてきました。

佐藤 「見て見て、すごくない?」
さくら 「なにそれ?」
佐藤 「にんじん!紫なのに、中がオレンジなの!」
さくら 「紫芋みたいな感じ?どんな味なの?」
佐藤 「甘みが強いにんじんって感じ」

佐藤君がブログの方に写真をアップしてるので、よかったら覗いて見てくださいね。

さて、本題ですが・・・
豚の細切れを買ってきてと言ったのに、「そんなものはなかった」とヒレ肉のようなものを買ってきてたので、小さく切ってもらいました。海外ってそうなんだよね。薄切り肉とかって概念がないんだよねー。忘れてました。

1.溶き卵にだしの素適量を混ぜ、パン粉を振りかけ、軽く混ぜる。
>別の鍋にお湯を沸かし、味噌汁の準備
2.パン粉が卵を吸ったら、ごま油を引いたフライパンで炒める。

佐藤 「こう?(箸でぐちゃぐちゃ)」
さくら 「あー、もうちょっと待って、固まってきたら、ちょっとほぐすように・・・スクランブルエッグを固めに作るみたいに・・・」
佐藤 「スクランブルエッグなんて作ったことねーもん・・・」

3.固まった卵をお皿にあけ、フライパンにごま油を薄く引き、たまねぎ、肉、普通のにんじん、紫にんじん、ピーマン、キャベツの順に炒めていく。
>炒めながら、食べやすく切った大根(ドイツにもあるらしい)を鍋に入れて煮る。

佐藤 「なんか、なんか色がすごいことになってきた」
さくら 「え、なになに?(覗きこんでも見えるわけナシ)」
佐藤 「黒い、なんか紫の色かも」

>だしの素投入。味噌を溶かす。

4.火が通ってきたところでだしの素半袋、麺つゆカレースプーン一杯、塩と胡椒を少々。
>味噌汁に乾燥わかめを投入。

さくら 「味噌汁、ぐつぐつさせてない?」
佐藤 「ぐつぐつしてる」
さくら 「沸騰させちゃだめだよー、弱火にして!」
佐藤 「そんないっぺんにいろいろできねーよっ!」

5.卵を投入して混ぜたらできあがり。

佐藤 「卵の黄色が綺麗に見えるなー(ご機嫌)」
さくら 「でしょ?後から入れなかったら紫色になってたはずだよ」

こうして白米、味噌汁、ちゃんぷるの完成。
パン粉を代用したところが気になってます。。。
いざ、実食。

佐藤 「あー、なんか薄い。味しない」
さくら 「だしの素少なかったかな・・・」
佐藤 「卵が汁で色変わってきた、ほら(箸でつまんで見せられる)」
さくら 「ほんとだ、強烈だね、紫にんじん」
佐藤 「ジュース用だな、こいつは」
さくら 「卵のところはどう?」
佐藤 「なんか固いスクランブルエッグみたいな、なんか前みたくモチモチしてない」
さくら 「うーん、パン粉じゃだめだったかなぁ・・・」
佐藤 「気分はでるけど、お前が作った方がうまかった」
さくら 「(それはそれで嬉しいけど)」

お腹がいっぱいになった佐藤君。満足げにタバコをぷかり。

さくら 「けど、すごい進歩だね。味はまた同じの作って自分好みにしてけば良くなるし、どんどん料理上手になっちゃうね」
佐藤 「(ご満悦)昨日さ、洗い物したら気分良くなっちゃって、会社の人に勧められた洗剤買っちゃった」

ドイツの食器洗い用洗剤と言えば、すぐにカエルちゃんのロゴで日本でも有名なフロッシュが浮かびますが、案の定そうみたいで。私も一時使ってたけど、向こうだと安いんだろうなー・・・


佐藤 「会社で自炊が楽しいって言ったら、日本人の彼女なら何でもやってくれるだろって言われたんだよな。日本の女ってまだまだ誤解されてるよな。お前みたいなのもいるのに」
さくら 「・・・私みたいの方がレアかもしれないよ」

いわゆる日本の女性は奥ゆかしく一歩後ろを歩き、家事は男にやらせない・・・時代劇かよっ!とツッコみたくなるけど、今でもそういう文化は根強く残ってる気がします。
私は懐かしい言葉を使えば「ウーマンリブ」大推奨派なので、家事なんて暇な方がやるべきだと思ってますけどね・・・

さくら 「私がいなきゃ何にもできないなんて男、かっこいいと思えないもん」
佐藤 「けど、何にもできないからやってあげたいって思うのが女じゃないの?」
さくら 「それは確かにあるけど、そんなんだから奥さん=便利な家政婦になっちゃうんじゃいかなーって思うんだよね。うちの両親とかそうだもん。ご飯の仕度があるから外出できないって、お母さん、お父さんのせいにしちゃったりしてさ。自分がやりたいからそうしてきたのかもしれないけど、当たり前になっちゃったら怒ってばっかりで。男親だけレスペクトされる家庭なんてナンセンスだと思う・・・」

などなど、結構語ってしまって、佐藤君はちょっと引いてたかも・・・

佐藤 「俺、結構家庭的な男だろ?」
さくら 「そうかなぁ?」
佐藤 「料理できるし、掃除もお前よりはできるよ」
さくら 「(掃除はできるけど、散らかす方が得意なだけです)料理できるっていう??」
佐藤 「毎日やってたら出来るようになるだろ。逆にお前が何にもできない女になっちゃうかもよ?」
さくら 「できるっていうのと、できるけどやらないのとじゃ雲泥の差だよ」
佐藤 「嫌だよ、飯まで俺が作るの。結婚したら、俺、作らないからな」
さくら 「たまに作ってくれたら嬉しいんだけどなぁ・・・」
佐藤 「・・・たまになら」
さくら 「じゃあ、頑張って練習しよ♪」
佐藤 「練習ねぇ・・・」
さくら 「料理楽しくない?」
佐藤 「・・・ちょっとね」

仕事もできて、家事もできて、奥さんを大事に可愛がってくれる旦那(浮気しないのはもちろん)なんて、、、
きっと世界中の女性の理想です。

・・・なれるのかな、佐藤君。

佐藤 「けどさ、たださえ男前な旦那がそんなに完璧だったら、もてちゃってしょーがねーよな!」
さくら 「(むむっ)そこで他の女になびく様だったら酷い旦那以外の何者でもないでしょ。そんな要素がある男なんて、私、不要です(きっぱり)」
佐藤 「怖いって!」
さくら 「やっぱり結婚するのやめようか?」
佐藤 「ちょっとさくらー!冗談だって!」
さくら 「私は本気で言ってるけど」
佐藤 「嘘言え、俺じゃなきゃダメなくせに」
さくら 「女は切り替え早いの」
佐藤 「ちょっと待てよ、なにこの別れ話みたいな雰囲気!おかしいだろ!」

こういう話しになると、せっかく眠ってた黒い想像が・・・

佐藤 「やめやめ!変なこと考えるなよ、俺、毎日こんなに早く帰ってきてんだよ?何も起こりようがないだろ?」
さくら 「(けど、その後ジムとか飲み屋とか行ってるんでしょ?と火に油を注ぐか迷い中)」
佐藤 「もうっ!だったら早くこっちに来いよっ!」
さくら 「(それを言われると痛い・・・)」
佐藤 「黙ってねーで何とか言えっ」
さくら 「うん・・・」
佐藤 「うんって、なんだよそれ」
さくら 「信じてるよ」
佐藤 「・・・それでいいんだよ(ビールをぐびっ)」
さくら 「男前で、体もかっこよくて、奥さんを大事にして毎日早く帰ってきて、ご飯作ってくれるダーリンなら、一生傍にいたい」
佐藤 「(ぽかん)ご飯はお前だろ?」
さくら 「おいしいって食べてくれる?」
佐藤 「ちゃんと言ってただろ?」
さくら 「おいしくなかったらダメ出ししてもいいんだよ」
佐藤 「わかった(面倒くさそう)」
さくら 「家庭的な旦那さんに・・・」
佐藤 「わかったって!」

軽くむかつきますよね。男がこうやって面倒くささをあらわにしてくると・・・

佐藤 「じゃあ、しよっか?」
さくら 「(?)洗い物?」
佐藤 「バカ、違うよ・・・・・仲良く、しよ♪」

とてもそんな気分じゃないのに、急に一人で盛り上がって「脱げ脱げ!」がはじまった佐藤君・・・
触れられる距離にいたら、面倒になったら抱きしめてしまえばいい!ってなっちゃってたんだろうな・・・典型的すぎてため息が出ます。
最後はいつもどおり仲良しになってスカイプを切りました。

・・・てか、実は思いっきりため息出た。
これを読んでる(はずの)Ryoくん!私は仮に嫉妬しても、泣いて「いやいや」可愛らしく首を横に振るタイプの女じゃないのであしからず。

どんなにもてたって、奥さん以外に見向きもしない男でいてください。
(けど、そういう一途な既婚者ってリアルにもてるんだけどね・・・)

ちょっとでも不安が過ぎったら、すがりつくより逃げて楽になりたいって思っちゃうよ。
面倒くさい女かもしれないけど、それが私なんです。
平穏無事に、毎日平和に仲良く暮らしたいだけなんだよ。

でも、、、家庭的な男を目指してくれるなら、援助の手は惜しみませんけどね(笑)

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続く・・・連載エピソード別・目次はこちらから

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無題

  • by ちぇり
  • URL
  • 2009/01/28(Wed)20:18
  • Edit
お料理は今からでも遅くないもんね!
ぜひ修行に励んでほしいですw
家事分担は今では当たり前みたいですよね~。
私は元の結婚で家政婦状態だったので・・・
(典型的な座ったら動かない人w)
自分の性格ではそれはうまくいきませんでしたw

離婚した当初はなんでもやってくれる彼なら欲しい~なんて言ってたんですが
最近では、なんでも出来るとゆーよりは
お互い苦手なところをフォローしあって
感謝することが大切なんだと思っています。
やってもらうことが当たり前になって
ありがとうの一言が言えない人が多いんですよ・・・(私もたまにあるんだけどw)
「手伝うよ」「ありがとう」「お疲れ様」
この一言でまた頑張れるんですけどね・・・w

うちのだーりんは何も出来ない方ですが
やる気と感謝の気持ちを忘れませんから
その気持ちが嬉しいかなw

あぁ
私もずいぶん変わったなぁ・・・なーんて
長々とすいません・・・w

Re:無題

  • by さくら
  • 2009/01/29 11:21
ちぇりさん、毎度です♪

>「手伝うよ」「ありがとう」「お疲れ様」
>この一言でまた頑張れるんですけどね・・・w

そうー!そうですよね!!
私は専業主婦をしたことないですが、周りを見てて思うのがこういうところなんですよね。自分だったら絶対耐えられない(いや、耐えないw)。みんな我慢強いなぁ・・・って。

>うちのだーりんは何も出来ない方ですが
>やる気と感謝の気持ちを忘れませんから

素敵なダーリンですね~♪

私も沖縄生活を送るようになってから時間に余裕もできて、自炊などするようになりましたけど、小説に集中したりすると負担に感じる時もしばしば・・・上手に分担というか、負担緩和し合える関係に憧れますw

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趣味:
音楽・映画鑑賞、食べること
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このブログでは、過去の遠距離恋愛のこと、現在進行形の恋愛話を綴っています。

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