さくらが沖縄に引越してきた頃、ちょうど彼氏もいなくて、フリーになったばかりで仕事も全然なくて、本当に東京にいる意味が見出せなかった時期だったんです。
この何年か、東京でいろんなことがありました。
(ちょっと身の上話になりますので、つづきへどうぞ)
20代頭から付き合い始め、20代後半に結婚、そして離婚。
きっかけは元旦那の裏切り行為だったんでした。
元を辿れば私の方が忙しくて、ちょうどプレゼン続きで毎日朝方に帰ってきて、仮眠して出社するのが1ヶ月ぐらい続いたり・・・そうじゃなくても基本的に終 電前に帰宅したことはなかったんですが、元旦那は残業しても8時には帰宅できるような会社勤務だったので、言わないだけで不満が溜まってたのかと思いま す。
結婚すれば少しだけでも顔見れるし、という向こうの言葉を受けての結婚だったので、私も甘えてた部分はあったかもしれませんが。
元旦那は、ものすごく優しい人でした。付き合いが長くなっても惜しみなく愛を注いでくれて、もちろん言葉でも態度でも。「お前に会う為に生まれてきたんだよ」と言われてもまったく嘘が感じられないほどでした。
私にとって、何もかも包み隠さずに曝け出せる唯一の人でした。
離婚のトラウマに気づいたのは、割と最近のことです。
離婚してから付き合った人は年下ばかりだったので、未来のことなんて具体的に考える必要もなく、結婚話しても夢物語だったし、ただ楽しんでればよかったんですよね。
離婚前:旦那が万が一の時、私が養えるようじゃなきゃ!
離婚後:再婚して男に食わせてもらいたいなー。亭主元気で留守がいいって最高!
意識もガラリと変わったわけです。とはいえ、リアルな結婚話がなかったから、冗談で言えたことなのかもしれないんですけど。
彼と出会い、時間を重ねて行くたびに、結婚の二文字が生々しくなってくるほど、自分の中に眠っていたトラウマが暴れて収集がつかなくなる・・・
本気になればなるほど、失うことが怖くて、いっそ何もなかったことにしてしまえたらラクなのにと思うわけです・・・
・・・続く・・・
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