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Girls' Talk~恋バナ倉庫~(旧・沖縄より愛を込めて

ここでは色恋沙汰&ビューティーの話をつれづれと。

   

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お寿司と思い出に浸った日。

本日日曜は、夕方からRyoと会いました。

5時半恵比寿の予定が、4時に渋谷へ変更に。
西武百貨店前で待ち合わせでしたが、Ryoは5分遅刻。
たまには待つのもいいもんです。
渋谷、ものっそい人で会えないかと思ったけど、ちゃんと見つけてくれました。

Ryo「(手を差し出して)はいっ」
私「???」
Ryo「人すごいから、はいっ」

あ、手を繋ぐって事かとわかって、おとなしく繋いだのは、あまりに人がすごくてはぐれそうだったためです。

そのまま百貨店にでも行くのかと思ったら、雑踏の中を歩き出しました。
(人がすごすぎて、結局肩を抱かれるようにして歩いてた)

私「どこ行くの?」
Ryo「ノープラン。見たいものとかないの?インテリアとか、服とか、なんでもほしいもの」
私「ある!適性検査の参考書!」
Ryo「はぁ?実用的すぎだろ、それ」
私「だめ?」
Ryo「だめじゃあないけどさぁ・・・(腐れ顔)」

結局TSUTAYAへ引き返して、売り場へ。
また頭痛がしてくる参考書・・・Ryoは転職の時、勉強せずに受けたらしいです。

結局なにも買わずに外へ。
私が喉が乾いたといって、カフェへ入りました。

私「ねーねー、今日、お寿司まで先生してよ」
Ryo「えー・・・嫌だよ、週に一回しか会えねーのに。大体渋谷のどこで勉強する気だよ」
私「・・・ルノアール?」
Ryo「密室だったら考えてやらないこともないけど」
私「じゃあいいよ、もう。いじわる」
Ryo「いじわるなのはお前だろ。悪魔っ」
私「せめて小悪魔って言ってよ。ちょっとの差で全然イメージ違うんだから」

向かい合って座りながら、お互いぶーたれ顔でこんな感じ。

Ryo「なー、来週どうなった?」
私「まだ考えてないよ。それどころじゃなさそうだし」
Ryo「どっかのスイートルームで乾杯しようよ。ガーデンスパつきの夜景一望の部屋で、東京タワーも見えるぞ」
私「そんなところ泊まったら10万以上かかっちゃうよ」
Ryo「去年と一昨年の分も入れれば安いもんだ」

もちろん却下。
そんな素敵過ぎるもてなしは受けられません。
落ち着いたら近場の温泉でも行こうね、と話をして落ち着きました。

カフェを出てウロウロ。
とにかく人が多くて、早々に恵比寿へ移動。

お寿司の予約が6時なので、久々にかつて毎日通った恵比寿の街をウロウロ散歩。
しかし恵比寿も人が多い。
なので、スタバでコーヒーを買って、近くの公園へ。

Ryo「お前ってとことん庶民的だよなぁ。もっとあるだろ、なんか」
私「公園嫌だった?」
Ryo「そうじゃないけど、誕生日前なんだから、俺がプレゼント買うつもりだったことぐらいわかってただろ?」
私「うん、まぁ、薄々とは」
Ryo「開き直って聞くけど、予算除外視でほしいものは?」
私「頭マッサージする機械。パナソニックのやつ」
Ryo「ああ、あれか。なんかまた色気ねーなぁ・・・」
私「あれほしいの」
Ryo「わかったよ」

ひなたのベンチはぽかぽか、暑いくらい。
風は強いけど、気持ちがよかったです。

Ryoはいきなり顔を覗き込むようにして、ちゅー。
ドキッとして、慌てて周りをみると、人は誰もいなかった・・・

Ryo「・・・お前、いちゃいちゃしたくて公園きたんだろ」
私「違うよ、そんなわけないじゃん」
Ryo「まぁ、いっか。幸い誰もいないし」

ぎゅー、ちゅっちゅ。
体をさわさわ。

私「白昼堂々やりすぎだよ」
Ryo「見られてもいいよ」
私「私は嫌だよ」
Ryo「顔隠れてるから大丈夫」

ぶーぶー言うと、Ryoが逆切れ。
言い分は理解できるんです。お泊りなし、密室もなし、生殺し状態で苦しい。せめてイチャイチャぐらいさせろって。

6時になって、こちらのお店へ。
好きなものを好きなだけ頼めと言ってくれて、いわゆるコースとか松竹梅とかをまるっと無視してオーダー。
ノンアルコールビールを飲んでしまったので、量はそんなにいけずでしたが、本当においしいお寿司でした。
Ryoくん、本当にありがとう。むしろこれが誕生日プレゼントでいいです。本当に。

Ryoはビールやら冷酒やらでだいぶ酔っ払ってしまい、20時半には店を出ました。
酔っ払ったRyoは手がかかる子供みたいです。
しばし散歩してたら、うっかり禁断の場所へ辿り着いてました。私がかつて勤めてた会社の入ってるビル。
会社を辞めて以来、恵比寿には何度もきたけど、近づけなかったあのビル。

Ryo「・・・引き返す?それか・・・行ってみる?」
私「・・・行ってみる」

事情を知ってるRyoと一緒に展望台(レストラン街)直通エレベーターに乗りました。
この時既に懐かしさで胸がいっぱいで涙が出そうでした。

仕事が忙しくて同じビルの中なのにめったに食べにこれなかったレストラン街。
38階で東京の夜景を見ました。

私「ここからだと東京タワー見えないんだね」
Ryo「そうだな」
私「会社の喫煙所はね、ここと反対側だったから、左に渋谷方面、真ん中に東京タワーで、右の方にお台場が見えたんだよ」
Ryo「喫煙所が一番贅沢なんだ」
私「うん。それでね、夜中の12時になると東京タワーの明かりが消えて、あー、0時回ったなーって席に戻るの」

自分がどんな顔してあの頃の話をしてたかわからないけど、気づけばRyoは夜景じゃなくて私を見てて、その時何とも言えない顔をしてました。
何考えてたんだろう?切なそうな、憂いというか、当時の私に同情してくれてたのかな??

結果はどうであれ、あの頃仕事の鬼だった私は幸せだったんだよ。
いいチームに恵まれてたし、やりがいのある仕事だったし、辞めると決めた時は20年ぐらい働いた気分だったけど、それだけ達成感があったってことなんだよ。

・・・・ちょっと脱線してしまいました、すみません。

そこから横に立ってたRyoは、後ろからぎゅーっとしてきて、あごを私の頭に乗っけてました。
しばらく何も言わずに夜景を見てたと思います。

そして地上へ降りると全然人気がなくて(日曜だから?)ライトアップが綺麗な敷地内を大回りして、ちょっとイチャイチャし、21時すぎ、一緒に電車に乗って途中まで一緒に帰りました。

今日の事、本当にRyoに感謝したい。
おいしいお寿司で心を満たしてくれてありがとう。
私をあの場所に連れて行ってくれてありがとう。
悪い事ばかりじゃなかったってことをちゃんと思い出せました。

明日、一発目。
私らしく頑張ってくる!

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