既にRyoブログで書かれてるのかもですが、Ryoはまた海外赴任が決まったそうです。
9月3日(土)、電車のない時間にうちにきて、泊まって行きました。
その時にその話をされて、これまでにないほど真剣な顔で「結婚してほしい」と言われました。
私は突然のことに言葉をなくしてしまい、Ryoも無言になって、お互いに黙ったまましばらく時間がすぎた気がします。
沈黙に耐え切れずに私がシャワーを浴びに行ったら、追ってRyoも入ってきて、まるでさっきのプロポーズなんて何もなかったかのようにいつものようにふざけたり・・・そんなRyoに私も調子を合わせ(中略)本当にいつものように朝を迎えました。
その次に会ったのは11日(日)で、「今日何してるの?」とRyoから電話があって、ぐーたらしてると言ったら、うちへやってきました。
近所でお祭りやってたので見物に出かけたものの、結局ケーキと食材を買って帰ってきて、本当に普通な感じで過ごしてました。
夜ご飯を食べてたら、Ryoがぽつりと「来週末はこれそうにない」。
私の方も仕事が過密さを増し、週末出勤の可能性もあったので、「次の三連休も、その次も仕事だと思う」と返しました。
Ryo「もしかして今日が最後になるのかな」
さくら「9月の最終週なら平日でも大丈夫だよ」
Ryo「俺が厳しくなりそう。直前だしさ」
さくら「そっか。けど、ちょくちょく日本に帰ってくるんでしょ?」
Ryo「たぶん。けど、その時にはもう連絡しないつもりでいる」
ハッとしてRyoをみると、ものすごく悲しそうな顔をしてました。
Ryo「いつまでもお前とのこと、このままでいいと思ってないから」
さくら「・・・・・・・」
Ryo「俺がどんなに頑張っても、お前は一生俺の方向いてくれない気がする」
さくら「・・・・・・・」
Ryo「俺にしつこくされて、お前もうざいんだろ?」
さくら「うざかったら、うちに泊めてないよ」
Ryo「だからって期待しても、お前の中じゃ俺は彼氏にもなれてないんだろ?」
Ryoの声は、怒ってるわけでもなく、責めるようでもなく、諦めを含んで淡々としてた。
Ryo「日本発つまでプロポーズは有効だと思ってるから。10月になったらケジメつけて終わりにする。お前がもし俺と結婚したいと思ったら、日本発つまでに言って?」
さくら「・・・・・わかった」
その夜、Ryoは最終電車で帰って行きました。
仕事に追われ、気づけば週末になってて。
平日は休みのことなんて頭が及ばないほど仕事に没頭してる今日この頃だけど、突然休みに突入すると、何をしていいかわからなくなってRyoのことを思いだす。
それが人恋しさを埋めるためなのか、Ryoじゃなきゃダメなのか、まだ私の中で処理ができない。
身を斬られるほど会いたいとか、彼を思うと涙が出てくるとか、そういう激しいものはありません。
ここで報告するのも、もう少し整理がついてからにしようかとも思ったけど、こんな戸惑いも書き残しておこうかと思い、PCに向かった次第です。
[22回]
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