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Girls' Talk~恋バナ倉庫~(旧・沖縄より愛を込めて

ここでは色恋沙汰&ビューティーの話をつれづれと。

   

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遠距離恋愛:『変態★ダーリン』

エピソード4:もっともっと遠くへ

前回までのあらすじ:
海外転勤が決まりそうだと、ほぼ日帰り状態で沖縄へ会いに来てくれた佐藤君。
ついてはいけないと言ったさくらに、待てるだけ待ってみると言い残し、東京へ戻っていき・・・

***********************
これまでスカイプをやってることを言ってなかったんですけど(だってすごく拘束されちゃいそうだし)、今回のことをきっかけにスカイプでも繋がる事になりました。

佐藤君が東京に戻った日の夜、初めて繋がったんですけど・・・妙に気恥ずかしくて、家にいるのにコンタクトして化粧までしちゃいました(笑)
佐藤君は、Tシャツにパンツ一丁。いかにも風呂上りって感じです。

佐藤 「さくら♪」
さくら 「なあに?」
佐藤 「なんかテレクラみたいだな♪」
さくら 「(飽きれて)そんなところに出入りしてたの?」
佐藤 「入った事ないけど、エロ本の裏に広告でてるから知ってるの!あんなところ行かなくても女に困ったことないし」
さくら 「はいはい・・・」

確かにそうなんだろうな・・・。
学生時代にテレクラのサクラをやったことあったけど、ロクな男を見たことがなかったし。

佐藤 「お前、なんで化粧してんだよ。めがねは?」
さくら 「え、だめ?」
佐藤 「どっか出かけたの?」
さくら 「出かけてないけど・・・」
佐藤 「どっか行くの?誰かくるのか?」
さくら 「どこも行かないし、誰もこないよ。なんで?」
佐藤 「なんで家にいるのにコンタクトで化粧してんだよ」

久々に聞いた疑ってるような声。

さくら 「だって・・・スカイプするって思ったから・・・」
佐藤 「え?スカイプの為にわざわざ化粧したの?」
さくら 「・・・・・・・」
佐藤 「お前、可愛いとこあるんだな。そっか、俺の為か。そっかそっか」

上機嫌で嬉しそうに笑ってるところで、カパッ!といかにもビールを開けた音が。

佐藤 「寝る仕度しなくていいの?」
さくら 「佐藤君は、ビール飲んで寝るの?」
佐藤 「うん。お前も楽な格好しろよ。出かけないんだろ?」
さくら 「後で着替えて寝るよ」
佐藤 「今着替えてもいいよ」

なるほど。そういうことか・・・
やっと意味がわかって、私は思わずため息をつきました。

さくら 「後で着替えますっ」
佐藤 「えー、いいじゃんか、どうせ俺しか見てないんだから。脱いじゃえよ」
さくら 「脱がない!」
佐藤 「脱げって!俺が見たいの!」
さくら 「嫌だよ、一人でそんなの」
佐藤 「わかった!じゃあ俺も脱ぐから!」
さくら 「ちょ・・・」

瞬時にTシャツを脱ぎ捨てて、PC画面に近づくからどアップに。

佐藤 「ほら、お前の好きな胸筋!」
さくら 「胸筋アップにされても・・・」
佐藤 「もう、早く脱げよっ!どうせクーラー壊れてて暑いんだろ?一石二鳥じゃんか」
さくら 「暑いけど、ここで脱いだら単なる変態カップルになっちゃうよ」
佐藤 「バーカ、こんなの変態のうちに入らねーって!上には上がいるって!どうせ誰も見てないんだから・・・」
さくら 「恥ずかしいもん、嫌だよ」
佐藤 「恥ずかしくないだろ、もっと恥ずかしいことしてたくせに」

そんなこと言われたら、もっと恥ずかしいです・・・

佐藤 「俺のために化粧してくれたのに、脱いでくれないっておかしいだろ?俺ら遠距離で、この先それくらいやってくれなかったらマジで困る」
さくら 「・・・じゃあ、着替えるだけだよ?」
佐藤 「やったー!生着替えっ!」

派手に手を叩いて大喜びする佐藤君。
今後エスカレートしてくのが怖くてなりません。

ピタTを脱いでブラを外し、ゆるゆるサイズのTシャツに着替えました。

佐藤 「なんか、覗きしてるみたいな気分になるな。露骨に見せられるよりエロいかも」
さくら 「そう?」

ビールをゴクゴクゴクと飲んで小さくゲップしてから、佐藤君は言いました。

佐藤 「今度さ、ストリップ・・・」
さくら 「しませんっ!」
佐藤 「じゃあテレフォンセックスみたいに・・・」
さくら 「もうスカイプしないっ!」
佐藤 「そんな、冗談だって!本気で怒るなよぉ」

これって普通なんだろうか・・・
普通じゃないよね、やっぱり変態だよね??汗

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遠距離恋愛:『別れても好きでいられる』

あらすじ:
那覇のラブホテルで並んだ二人。
「転勤が決まったら、どうする?」ときいた佐藤くん。その言葉に、さくらは・・・

**********************

さくら 「どうって・・・私も考えたけど、今と変わらないよ」
佐藤 「海外、行きたくない?お前英語もできるんだし、問題ないだろ?」
さくら 「そんな簡単に行けないよ・・・」
佐藤 「東京でもダメなのに、海外なんてありえない?」
さくら 「佐藤くんはどうしたいの?」
佐藤 「俺は・・・お前が一緒に来てくれたら、嬉しいけど・・・」

私の顔を見ないまま、そう言いました。

さくら 「ねぇ」
佐藤 「ん?」
さくら 「こっち向いて?」

目を合わせると、佐藤くんは不安そうな顔をしていて、私は思わず彼を抱きしめてました。

さくら 「すぐに行くとは言えないけど、このまま行ったら、きっと傍に行くんだと思う」
佐藤 「遠距離続けてってこと?」
さくら 「うん」
佐藤 「どれくらい待てばいいの?」
さくら 「どれくらいとは言えないけど」
佐藤 「俺と結婚とか、考えないの?」
さくら 「考えるよ。むしろ考えてるよ、今も。けど、今すぐは難しい」
佐藤 「なんで?結婚するのになんでそんな迷うの?俺とじゃ不安なの?」
さくら 「結婚は2回目だし、やっぱりもう少し時間かけたい。別に佐藤くんだからってわけじゃなくて、そう思う」
佐藤 「結婚するのが怖いの?」
さくら 「怖いよ」
佐藤 「もうさぁ、そう言われたら何にも言えねーよ。俺結婚したことないし、お前が怖いって言うの、正直どういうことか100%はわかってやれないしさ。結局俺がどれだけ待てるかってことだろ?」
さくら 「うん・・・」
佐藤 「毎回同じことだな、俺の環境が変わっても、お前の考えは変わらないんだよな。あーあ・・・」
さくら 「佐藤くんさえ大丈夫だったら、遠距離だけど繋がってたい」
佐藤 「俺と別れたくないってこと?」
さくら 「うん。別れたくない」

体を離して、佐藤くんは私の顔を覗き込みました。
まるで何かを確認するかのように。

佐藤 「俺、あんまり気が長い方じゃないよ」
さくら 「うん。出来るだけ早く決断はするつもり」
佐藤 「そんなに俺のこと好きになったの?」
さくら 「好きだよ。こんなに好きじゃなかったら迷ってないよ」
佐藤 「また意味がわかんないこと言ってる」
さくら 「好きだから、ちゃんと結ばれて別れるのが怖いの」

素直に言ってみると、佐藤くんは目を逸らして少し考え込んでいました。

佐藤 「・・・俺は大丈夫だよ」

優しい顔になって、ちゅっ、とすると、ぎゅっと抱きしめて言いました。

佐藤 「今なら例え別れてもずっと好きでいられるくらい、好きだ。だから別れないよ」

このとき、自分が何を言ったか思い出せません。
ただ、泣いた記憶しかなくて。

この言葉を嘘だとは言わないけど、嬉しい分、いつかなかったことになるのかもしれないと思うと、複雑で。
信用してるけど、好きの気持ちが大きくなるほど未来を信じ切れない。

デザイナーと揉めて、沖縄でのメインクライアントを失う可能性が出ているし、ある意味なにもかも振り出しに戻って、彼と一緒になるいいチャンスかもしれないと思いつつ、何も持ち合わせないで彼だけに付いて行くことがなおさら怖くもあり・・・。

佐藤くんは、翌日、夕方の便で東京へ帰って行きました。

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もろもろリニューアル♪

ブログのタイトル&テンプレート&プロフィールをちょっといじってみました。

文字がだいぶ読みやすくなったような・・・どうでしょうか?

プロフィールは、もうちょっと人物イメージしやすくしてみました。
せっかくなので、どんな人なのか想像できた方が楽しく読んでもらえるかなーと思いまして。
知り合いが見たら、より人物特定されやすくなって、ちょっと怖いような気もしますが・・・まさか見つかりはしないだろ!と佐藤君並みにポジティブにいきます(笑

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遠距離恋愛:『笑えないよ』

前回までのあらすじ:
佐藤君に、突然ドイツへの転勤の可能性を暗い声で報告されたさくら。
先週これなかった時の事件のせいらしい。
そのことで今週こそ沖縄に言って話をしようという佐藤くんに、さくらの心も揺れる・・・

***************
9月26日金曜日、夕方に佐藤くんから電話がありました。
日曜が出勤になってしまったので、今夜の最終便で那覇へ来ると。
予定が一日ずれ込み、私は夜の58号線を那覇へ向かいました。

(このタイミングで、仕事のパートナーにもなりつつあったデザイナーと揉めはじめ、やっかいなことに・・・)

那覇空港で佐藤くんを拾う時には0時をとっくに過ぎていて、明日のホテルはキャンセルしているので、ラブホテルにチェックイン。那覇のラブホは安くて広くて快適なんです。
ベッドインする前にソファに座って事情を聞きました。

佐藤 「転職して3ヶ月だぜ?まさかこんな早く(海外出張などが)来るとは思わなかった」
さくら 「そうだよね。同僚の人の事故の影響だよね?」
佐藤 「うん・・・」

肩を落として沈んでいる佐藤くんの隣で、私は彼の膝を撫でていました。

佐藤 「仕事決まった時、まだお前と始まってなかったし、正直海外行きたかったけど、今は行きたいとは・・・まぁ、断るわけにいかないけどさ」
さくら 「でもまだ転勤、確定じゃないんでしょ?」
佐藤 「転勤は早くて年明けだと思う。もう人が足りてないんだよ。国はドイツじゃないかもしれないけど、ほぼ間違いなく行く事になる」
さくら 「あと2ヶ月か・・・」
佐藤 「来月入ったらはっきりすると思うけど」
さくら 「とりあえず来月は出張の嵐なんだよね?」
佐藤 「うん・・・」

次に私が東京へ行くのは10月5日から1週間。最初の出張の日程がちょうどかぶってしまったのです。

佐藤 「転勤決まったら・・・お前、どうする?」

とうとう来た、この質問・・・。

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絶対彼氏。

一生保証された愛。
自分の理想どおりで、炊事洗濯全部やってくれて、マッサージまでうまい。
こんなロボット、あったらローン組んでも買うってば!!!w

最初は全然興味の沸かなかったドラマだったけど、Veohでなんとなく見たことで、これまたなんとなく次の週も見るようになって、気づけば2008年の春ドラマで一番楽しみなドラマになってました。
この手のものは苦手だったはずなのに・・・。

リアルな恋は、幸せな時間と辛い時間の紙一重。
ただずっと傍にいて、永遠の愛を保証してくれるなら、どれだけ穏やかでいられることと思う・・・。
(とはいえ、ロボットのナイトくんも壊れていなくなってしまうんだけどね)

人間との血の通った恋愛は、辛いこともあるから、幸せを感じられるのかもしれないけど、私みたいな臆病者は、佐藤君がロボットでずっとずっと傍にいてくれたらと思わずにいられない。
 
 
B001DSX4YW 絶対彼氏 ~完全無欠の恋人ロボット~
ポニーキャニオン 2008-11-05

何度見ても、どうしてこんなに泣けるんだろう。
別にもこみちに思い入れは一切ないし、佐々木蔵之介ぐらいしか好きな俳優出てなかったのに。

見終わったら、ものすごくナイトが愛おしい存在になってた。

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■プロフィール

HN:
さくら
性別:
女性
職業:
フリーライター
趣味:
音楽・映画鑑賞、食べること
自己紹介:
このブログでは、過去の遠距離恋愛のこと、現在進行形の恋愛話を綴っています。

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