4月12日の夜のこと。
(ネットの調子が悪く、アップ遅くなって焦れてた方がいたらすみません・・・)
今話せる?と携帯にメールが入り、久々にスカイプでRyoの顔を見ました。
「久しぶり」と笑ってはいたものの、いつもの能天気な雰囲気ではない感じです。
元気だった?とかそういう沈黙を埋めるための意味のない会話がしばし強引に続きました。
彼の顔を見ながら思ったこと。
彼のことを嫌いになったわけじゃないし、むしろまだ好きだと思うけど、前のような勢いがあるわけじゃなく、都合のいいところだけをプラスに解釈して、それでヨシとするような気持ちが沸かない。
あんなに毎日顔を見なければ落ち着かなくて、会いたいからドイツへ行こうと思った気持ちも、もう遠い昔のことのように思えて、懐かしいくらい。
彼の顔を見て胸がうずくのは、恋愛感情というより、過去を懐かしむ感傷に近いんじゃないかと感じました。
さくら 「昼間にアキちゃんから電話がきたよ」
佐藤 「え?俺、携帯・・・(ポケットを探り)あ・・・(席を立ち携帯を手にして戻ってくると、何か確認してる)発信履歴に残ってない・・・」
さくら 「だけど、本当にかかってきたんだよ」
佐藤 「ごめん」
さくら 「Ryoが謝ることなの?」
佐藤 「いや、わかんないけど、アキちゃん、俺に好意を持ってくれてるみたいで、ちょっと暴走するっていうか・・・」
さくら 「彼氏とは?別れたの?」
佐藤 「まだ一緒に住んでる」
さくら 「なにそれ。告白されたの?」
佐藤 「うん・・・けど、俺はその気はないって伝えてるし、あとは別にアキちゃんの勝手だから」
寄生虫のような子って思っちゃいました、アキちゃんのこと。
だけど、佐藤君が求めてる子って、そういう子なんじゃないのかなぁ?
さくら 「アキちゃんなら、Ryoを一番に見て傍にいてくれるんじゃない?」
佐藤 「なんでお前がそういうこと言うんだよ。友達みたいな顔してんじゃねーよ!」
さくら 「・・・・・・・」
佐藤 「お前のそういうとこ、最低だよ。お前の気持ちが冷めてるからって、好き勝手言いやがってさ・・・俺の気持ちも少しは考えろよ」
佐藤君は私を睨みつけて悲しそうな顔をしてました。
それに引きづられてしまいそうになるけど、それはきっと同情って感情なんだと思って、言葉が見つかりませんでした。
佐藤 「こないだメールに書いてたことだけど」
さくら 「うん」
佐藤 「正直俺は、お前が言うとおり、自分が一番でいたい。お前が楽しくやってるのはいいけど、何かあれば俺を一番に思ってほしい」
さくら 「うん」
佐藤 「俺もお前が一番だと思ってたけど、逆の立場に立ったら、俺はお前の為に仕事やめて沖縄へ行ってやれないから、お前のこと一番に思えてないのかもしれないとも思った」
さくら 「それは違うよ。大事に思うなら、相手のしたいことを尊重し合うことも愛だって思う」
佐藤 「そうしてきたつもりだけど、今はだいぶ無理してたって思う。俺さ、正直寂しいんだよ。5月にお前がこっちにきたら帰さないつもりだった。結婚するつもりでいた」
さくら 「そうなんだ」
佐藤 「どうせまたあきれてんだろ。でもそうやって強引にしてきたからお前だって俺のこと好きになってくれたんだろ?また好きになれよ、絶対幸せにするから」
言われれば言われるほど、気持ちが冷めていくのはなんでしょうか。
言われることは嬉しいんだけど、窮屈にも感じてしまう。
だからといって、きっぱりと別れようと言えるほどのたくましさもない私はずるいんだろうか。
結局、今は気持ちが戻るかどうか保証はできないと、正直に言いました。
冷却期間を置いて、5月にまた話をしようということになりました。
・・・ね、進展ないでしょ?w
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