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Girls' Talk~恋バナ倉庫~(旧・沖縄より愛を込めて

ここでは色恋沙汰&ビューティーの話をつれづれと。

   

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遠距離恋愛:『温泉ショートトリップ』

1月6日。
転勤前で融通がきく佐藤君が会社をさぼってくれて、二人で石和温泉へ行ってきました。
朝10時にお迎えにきてくれて、中央道で石和温泉郷へ。雪をかぶった富士山が綺麗でした。

11時すぎには到着して観光案内所へ。
朝ごはん(バナナ)抜きだった佐藤君、お腹が空いたと言うので、蕎麦屋さんへ。
腹ごしらえをしたらコーヒーが飲みたくなって、適当に車を走らせ、温泉郷にめずらしいモダンなカフェへ。

正直これといったものが何もない町。週末に友人と一泊でくる予定になってるので、温泉宿巡りをすることにしました。平均価格15,000円ぐらいで、下は1万円、上は4万円ぐらいでしょうか。見栄えのいい宿を中心に回って、部屋やお風呂も見せてもらいつつ、友人に若干ジェラシーな佐藤くん。

佐藤 「いいなー。俺もお前とどっか旅したい」
さくら 「日帰りだけど、旅してるっぽいよ、今日も」
佐藤 「マネージャー、いいなぁ。俺も行きたかった・・・」
さくら 「仕方ないじゃん、(妹の)結婚式なんだから」
佐藤 「そうなんだけど、俺も温泉入ってイチャイチャしたかった・・・」

よかったら家族風呂入っていきませんか?と言ってくれた宿があって(通常ないサービスなので名前は非公開にします)、実は生理中で・・・と話したら、一回で入れ替えるからOKが出まして、棚ボタで入れることに!佐藤君はジェントルマンにお礼を言ってて、見慣れない姿がちょっとかっこよかったです♪

1時間半で6,000円とちと高めでしたが、離れの部屋についた露天風呂で、休憩がてらお布団まで引いてくれてたので、ありがたかったです。
二人で「はー・・・」と声を出しつつ、ゆっくりと湯船につかり、物理的に繋がることもできない(当然タ○ポ○してるし)ので、佐藤君はわがままを言わずに触ってるだけ。やれば我慢出来る子でした、佐藤君。

佐藤 「(膝の上にさくらを抱っこして)太りすぎ。これ取るの大変だよ」
さくら 「(腹の肉をつかまれ)ぎゃー、触らないでっ!(逃げようともがく)」
佐藤 「(腕を回して固定)頑張って痩せろよ?」
さくら 「(暴れて)いやいや、離して、触られたくない!」
佐藤 「もう贅肉つかまないから、痩せる努力する?」
さくら 「はい・・・」

手厳しい佐藤君。ぽちゃ子に愛はないのか!?
沖縄帰ればすぐに痩せるよ・・・実家、間食家族なんだもん・・・くすん・・・

とはいえ、ずっとチュッチュして可愛がってくれました。
盛ってない佐藤君はそうそう見れないので、私は中学生の乙女のようなことを言いますけど、「なんか大事にされてるかんじ♪」なんて思っちゃったりして嬉しかったです。

続きは、惚気全開&長文です・・・

宿めぐりはその後も続き、マッサージが売りという宿があったので、佐藤君に薦められて30分ほどやってもらいました。極楽~!ブーツも履けない象のような太い足、捻挫かと思ってたんですけど、二晩連続の夜行バスが原因だったようで、だいぶ靴が履きやすくなりました。

夕方5時に、夜景が有名だと言う『ほったらかし温泉』へ。男女別だったんですが、これがなかなかいい温泉で、露天風呂の眼下に広がる甲府盆地の夜景がとても綺麗で、ものすごく冷たい風に吹かれてるのに、いつまででも入っていられるほどよいお湯の温度が格別でした。
二人とも一人の時間を満喫して2時間も入ってました。

その後、フルーツパークの駐車場で夜景の写真を撮る私を、佐藤君は後ろからぎゅっとして言いました。

佐藤 「一人じゃ寂しいかと思ったけど、結構よかったかも」
さくら 「うん、私も思った」
佐藤 「近くの人の話とかへーって聞いてるのもおもしろかった」
さくら 「私は女のカラダウォッチングしたり、考え事してた」

子供から年配の方までいろんな人の裸を見て、服を着ていない生身の姿から、その人たちの生活背景を想像するのは興味深かったと話しました。

佐藤 「そうやって小説のネタ考えてんだ?」
さくら 「うん、そういう時もあるかな」
佐藤 「俺が登場したりとかしないの?」
さくら 「佐藤君はリアルだもん。けど、毎日書いてるよ、佐藤君のことは」
佐藤 「え、なに?日記とか?」
さくら 「うん。ブログに書いてる」
佐藤 「ブログ!?え!?他にもやってるの?」
さくら 「佐藤君と出会った頃からずーっと書いてるの」

なんでか急にカミングアウトしたくなって言ってしまいました。

佐藤 「まじで!?みんな読んでるのってそれなの?」
さくら 「秘密にしててごめんね」
佐藤 「俺も読みたい」
さくら 「いつか教えるね」
佐藤 「は!?教えてくれないの?」
さくら 「教えない」
佐藤 「なんでだよっ!見られちゃまずいこと書いてんだろ!」
さくら 「佐藤君ほどまずいこと書いてないよ」
佐藤 「・・・じゃあ、なんで?」
さくら 「だってさー、最初の頃はこんなに好きになるって思わなかったから、結構ひどいこと書いてたんだもん」
佐藤 「今は?」
さくら 「惚気ばっかり」
佐藤 「お前がどうやって俺を好きになってったか書いてあるってこと?」
さくら 「うん」
佐藤 「だったら尚更読みたい」
さくら 「いつかね」
佐藤 「今教えろよ」
さくら 「教えない」
佐藤 「教えてくれなかったらここで襲うよ?」
さくら 「無理!」

本当に襲い掛かってきたから、とりあえず「教える」と言いましたけど、しばらくは教えないでおくつもり。
改ざんする気はないけど、もう少し私が自由に書ける場所をとっておきたいし。

この後、『』ほうとうを食べて、佐藤君がトイレに行ってる間にカバンの中に昨日書いた手紙を忍ばせました。
家に帰って発見したら、どんな顔して読むんだろうとドキドキワクワク。
こ のブログを最初から読み返して、私が佐藤君を好きになっていった経緯を振り返り、嫌いだったところもいつの間にか好きになって、いつの間にか心を開いて話 せるようになって、秘密を一つ一つカミングアウトできるようになって・・・と半年間の自分の佐藤君への気持ちの変化を書いた、言ってみれば、このブログの 縮図のような内容でした。

車に乗ると、お腹いっぱいな私はいつの間にか眠りの森へ・・・
次に気づいたら、談合坂PA。
座席は倒されていて、ベンチシートなので、佐藤君が体を斜めにして寄り添うように寝てました。
私が佐藤君の寝顔を見ることなんて滅多にないことだし、毒舌男も寝てると可愛くて、起こさなさいようにジッとしながら頭をヨシヨシ・・・そしたら寝返り打とうとしたのか、足がハンドルにゴンッと当たった衝撃でハッと目を覚ましてしまいました。

佐藤 「寝ちゃってた・・・」
さくら 「可愛かったよ」
佐藤 「可愛いって、お前の方がよっぽど可愛いよ」

ぎゅーっとして、ほっぺたをスリスリ。

佐藤 「手紙ありがとう」
さくら 「え、もう発見したの(汗」
佐藤 「予備のタバコ取ろうとしたら、見つけちゃった。すげー感動した。ありがとう。もう何回も読み返した」
さくら 「(照)」

寝起きの勢いも手伝ってか、外から丸見えなのに迫ってくる佐藤君。
私も喜んでもらえて嬉しかったから受け入れちゃってましたが、手つきが怪しくなってきたところでストップ。

さくら 「帰りたくない」
佐藤 「泊まってく?」
さくら 「明日、会社大丈夫なら・・・」
佐藤 「うちに泊まってけよ」
さくら 「実家に?」
佐藤 「うん」

そんなの当然無理だし、嫌です・・・
しかしながら佐藤君が借りてきた車、今夜0時までに要返却だそうで(妹さんが予約してるらしい)。
時間はすでに23時を回ろうとしてました。
シンデレラな父上の車は、帰らなければなりません。

佐藤 「車、ギリギリまで売らなきゃよかった・・・」
さくら 「うちの車出そっか?(どうしても一緒にいたい)」
佐藤 「そうする?朝早くてもいい?」

明日は会議で8時出社とのことでした・・・それでもいいと思ったのに、うちの実家からNGが。
仕方なく送ってもらうことになりました。

別れ際、本当に離れがたかったです。
私に珍しく「帰っちゃ嫌」と駄々っ子状態で、妹さんから帰れコールが来るまで、あやしてもらってました。

家に帰り、なんと週末の旅行を佐藤君と行くと勘違いしていた母のせいで、30代バツイチの私は「婚約もしてない男と一泊旅行なんて何事か!」と父に説教され、甘い気分も興ざめ。
佐藤君も実家で相当文句を言われたらしく、しかも母上の体調が悪いらしく、いろんな意味で「大のオトナがこれって・・・」と揃ってへこむ始末。

さくら 「でも楽しかったね」
佐藤 「あぁ」
さくら 「また旅行行きたいね」
佐藤 「今度はヨーロッパ回ろうか?」
さくら 「2週間ぐらい休んで行かなきゃだね」
佐藤 「どうせなら1ヶ月ぐらい来いよ」
さくら 「うん」
佐藤 「2ヶ月でも3ヶ月でもいいよ」
さくら 「そんなに休んだら仕事なくなっちゃうよ」
佐藤 「そしたら俺が雇ってやるよ」

雇われちゃおうかな・・・なんてちょっと思ったけど、笑ってごまかして言いませんでした。

一緒にいる時間が増えるほど、ことに同じ東京にいてすぐに会うことができるのに慣れてきてるからこそ、もうじきドイツと沖縄の遠距離が始まることが辛くて仕方ないんです。
道が空いてれば車で30分ちょっとの距離なのに、それでさえ遠く感じてしまって。

さくら 「明日も会いに行くね」
佐藤 「俺、明日タクシー帰りだよ?」
さくら 「私も飲み会(ヲタ会)で遅くなるから・・・顔だけ見に行くね」
佐藤 「もう帰したくない」
さくら 「じゃあ明日、待ち合わせしてお泊りする?」
佐藤 「親父さん、怒らない?」
さくら 「友達ん家泊まることにする」
佐藤 「そんなに俺と一緒にいたいの?」
さくら 「佐藤君は違うの?」
佐藤 「(ムッ)言うまでもないだろ。何回プロポーズしたと思ってんだよ」
さくら 「・・・・・・・(私も結婚したいって思ったよ、何回も)」
佐藤 「・・・ごめん。けどわかるだろ?」
さくら 「うん・・・私も一緒にいたいよ。今も会いたくて泣きそうだよ」
佐藤 「ほんとに?」
さくら 「うん」
佐藤 「指輪、向こうから送るから。デザイン文句言うなら、ドイツまで来いよ」
さくら 「うん(泣いた)」
佐藤 「バカ、泣かれたらタクシー呼んじゃうだろ」
さくら 「ふふふ」
佐藤 「ほんと、泣くくらいなら・・・(重いため息)・・・泣くなよ」
さくら 「うん」
佐藤 「明日、連絡するから。出来るだけ早く行くから」

最近、甘えてばっかりな私ですが(・・・え、前から!?)、佐藤君がすごく頼りがいのある人に感じて、ついついもたれかかってしまいます。
時々我に返って「これじゃだめだ!」と思うのですが、、、

最近Ryoブログも、このブログの予告編のようにアップされてることもあり、時々書くのが恥ずかしく感じることがあったりしますが、読み返すと忘れかけてたことや、自分の葛藤が鮮明に思い出せて、ここまで綴ってきてよかったと思えます。

いつかこのブログを終わらせる日が来ると思い続けてたけど、今は佐藤君と一緒に笑いながら読み返せる日がきてほしいと思うようになりました。
特に今日は、何度も「結婚したい」と言いそうになるほど、佐藤君が大好きで仕方なかったです。
近い未来に、完全に迷いがなくなる日がきてほしいと、明日の自分へのメッセージをここに残します。

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続く・・・連載エピソード別・目次はこちらから

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このブログでは、過去の遠距離恋愛のこと、現在進行形の恋愛話を綴っています。

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