雨あがりの湿気のせいで髪がまとまらず、縛ってカチューシャつけていったら「顔全部出した方がかわいい」と開口一番で褒められ、照れくさいんですけど嬉しかったです。
とりあえずごはん・・・でタイムズスクエアへ。思った以上に混んでいて、入れる店ならどこでもいいやと洋食系の店に入りました。
私「この1週間何してた?」
Ryo「毎晩飲んでた。お前は?」
私「私はライブ行ったり・・・」
Ryo「ブログだろぉ?せっかくの休みなのに」
ちょっとムッとしたので、ライブがいかに楽しかったか、その時のことを切々と語りました。
(まぁ、ライブは20組近く出演してたんですが、楽しかったのは3組だけ。ようは九州からきていた友人のバンドに会いに行ってたようなものでした。)
手伝いで物販に座ったりもしてたんですが、その九州のバンドはかなり人気者なので、行列ができたり、いろんな関係者が挨拶にきたり大賑わい。見慣れない私が何者なのか発覚したら、それはそれで珍しい珍客だと大盛り上がり。
Ryo「(唐突に)何モテちゃってんの」
私「??」
Ryo「モテるでしょ?って言われたんだろ?」
私「うん、結構言われた。みんなおだて上手な酔っ払いだよね」
Ryo「バカ。それがモテてるってことなんだよ。気に入った相手にしかいわねーよ」
私「私は自分のタイプじゃない人でも、一般的にそう思えたら言うかも」
Ryo「男は気に入った相手にしかいわねーの!連絡先聞かれただろ?」
私「おしえなーい」
Ryo「・・・けっ」
そりゃ連絡先ぐらい聞かれましたよ。それこそいーっぱい。
Ryoには説明したけど、私は某ジャンルではそこそこ有名なバンドに関わりの深いポジションにいるので、名刺はバンバンばらまくのです。
食事のあと、インテリア雑貨店をあちこちフラフラ。
きっと目がハートになっていたであろう私に何も言わずに付き合ってくれてありがとう。
夕方近くにタバコ&コーヒー休憩。
私は先に席に座ってRyoを待ってたんですが、Ryoが戻ってきて一瞬フリーズ。
なんと隣の席にRyoの前の会社の同僚が座っていたのです!
Ryo「おお、久しぶり」
同僚「おおー恩知らず!彼女連れかー?」
Ryo「まぁな・・・」
恩知らずってすごい呼び名だな・・・と思いつつ会釈をした私。
久しぶりだけど、その頃はとっても仲良かったんだろうなとわかる態度で二人とも嬉しそうに話してた。
その同僚は、女性の同僚と一緒に、別の同僚の結婚式の2次会用のビンゴ景品を買いにきてたらしく、一人でタバコ休憩をしていたそう。
Ryoも二次会に呼ばれてるらしく、その話でしばし・・・
(私はiphoneで遊んでた)
気づけば海外転勤の話になっていて、Ryoが私をめっちゃ気にしながら話してた。
どうやら次の転勤では結婚するのか的ことを聞かれてたようで。
同僚「ねー彼女?」
私「え、あの、すみません。話し聞いてなくって・・・」
同僚「次の転勤の時は、やっぱりついて行きたいでしょう?」
私「いや・・・(Ryoをちら見)・・・(どう言っていいか言葉を失う)」
同僚「え?違うの?」
Ryo「余計なこと聞くなよ。まだ口説いてる最中なんだから」
同僚「そうなの?お前が口説いてんの??」
Ryo「そうだよ。悪いかよ」
同僚「へー(急に私に興味を持った様子)コイツ、こう見えても案外いいやつですよ」
私「案外って・・・佐藤さん、いい人だと私も思います」
同僚「へー。なんかすごいな。なんで付き合わないの?」
私「佐藤さんとは以前に付き合ってたんですけど、また再会したばかりだし」
同僚「付き合ってたの!?マジで!じゃあ寄り戻すか考え中なんだ?」
私「まぁ、そんなところです」
ちらっとRyoを見ると、なんとも言えない顔をしてました。
むしろ困ってるのは私の方なんですけど・・・いいトシして軽いなー、この同僚。
そんな話の流れから彼女募集中なのでコンパして!と言われ(正確には同僚がRyoに話を振って、私が承諾すれば別にと返答。私が空気を読まずにOKを出した)、Ryo経由で連絡をとってやるということに。
同僚「いいねぇ、さくらちゃん!ノリいいし、サバサバしてて。モテるでしょ?」
噂をすれば、また「モテるでしょ」なんて言われてしまった。
やっぱりRyoの考えすぎで、こんなの挨拶代わりなんだと思います。
店を出てからRyoはものっそい不機嫌だったので、コンパの話は立ち消えになるかと思いますが。
そこから電車に乗ってRyoの部屋へ。
夜ご飯は自炊です。
スーパーで材料を買って行くと、なんと私がほしい高級炊飯器がある!
それでテンションあがってしまったんですが、Ryoは言いたくてたまらなかったことがあったらしく・・・
Ryo「なんで同僚にあんなこと言ったんだよ」
私「なにが?」
Ryo「なんで今は付き合ってないみたいなこと言ったんだよ」
私「あれは、Ryoが口説いてる最中って言ったから、向こうがなんで付き合わないの?って聞いてきてって流れだったから」
Ryo「俺は付き合ってるけど、赴任先についてくるように口説いてるって意味で言ったの!」
私「もー、そこまで読み取れなかったよ・・・」
どうやらRyoの面子をつぶしてしまったようで申し訳ないと思っていたら、「アイツはチャラ男だから、絶対に近づくな。コンパなんてもってのほか!」などなど、Ryoは暴走モード。
私「そんな怒らなくても会う機会もないし、私もああゆうタイプはちょっと苦手だからさ」
Ryo「お前がモテすぎて胃が痛くなってきた」
そう言って後ろからぎゅーっと。
Ryoは過敏すぎ。「モテるでしょ?」なんて、男たちは褒め言葉だと思って使ってるだけなのに。
Ryoに言われて今日初めて意識したけど、これまで散々言われたけど別に何もなくそれっきりで終わってたさ・・・
本日の献立は、
Ryo:白いご飯+卵焼き+チキンソテー+温野菜+味噌汁
私:白いご飯+生卵(卵かけご飯)+味噌汁+温野菜(山ほど)+チキンソテー(ちょっぴり)
食事が終わるとRyoが後片付けをしてる間にシャワーへ。
途中でRyoが入ってきて・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(かくかくしかじか)
あまりのんびりもしてられず、私は帰り支度。
23時には出発してました。
Ryoの気持ちはわからなくもないんです。
自分の好きな人がモテると思ってしまうのは、私もよくあること。
Ryoだっていつもモテモテ。自他共に認めるモテモテ。
けど、いくらモテたところで、そこから先はモテてる張本人次第なわけで。
仮に私がモテてたとしても、私にだって選ぶ権利はあるでしょ?
好感を持てない人にモテても、ひとつも嬉しくないし!
[2回]
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