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Girls' Talk~恋バナ倉庫~(旧・沖縄より愛を込めて

ここでは色恋沙汰&ビューティーの話をつれづれと。

   

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サクラサク

前日、かなりの熱が出てしまい、ヲタコンをキャンセルせざるを得ない状況だったので、行けないだろうと踏んで、前日のうちに事情は説明してたものの、医者から出された薬10種類のおかげか、昨日がっつり寝たせいか、声は潰れたままだったけど、熱はすっかり下がっていました。

朝8:30までに連絡なかったらナシにしようと言われてたのですが、なんと7:00には目が覚め、1時間ぐらい様子を見て元気だったので、Sさんとは予定通り11:30に駅で待ち合わせ。

ロングダウン、マフラーぐるぐる巻き、マスクという怪しい格好で行ったんですが、全然動じないSさんは嬉しそう。
スーツ姿もかっこいい。
そこから彼の高校時代から行きつけの店へ行ってランチしました。

たわいもないことをいろいろ話しつつ、おもしろかったのは・・・

彼はA○B48のアルバムを購入し、「なぜこんなに人気があるんだろう」分析をし始めたとのこと。
AKBが終わったら、次は韓国アイドルグループも見てみようかと。
私もヲタクとしてとてもよくわかるところだったので、結構盛り上がったかな。
(カミングアウトはできなかったけど、Jコン楽しいとは言えた)

あとは男のどんなところにセックスアピールを感じるか聞かれ、
「そりゃ、、、、カラダでしょう」
と答えたら、ストレートすぎてエロいと言われてしまった。

ちなみに彼はおしりをついつい見ちゃって、AKBの一番人気の子がTバックはいてたのに軽く萌えたらしい。

13:30頃、彼の母校へ。
ケヤキ並木のところで「・・・じゃあ、すみません!お願いします!」と手を繋いだ。
普通に握るのかと思ったら、指と指を絡めるような感じで、指の間しか接してないという初体験の握り方だった。
むしろちょっと触ってるけど、ぎゅっとしてるわけじゃないという、なんというか・・・遠慮がちなかんじ。

ゆっくりお散歩して、それから冷えてきたので近くのカフェへ。

いろいろ話したけど、前半はあまり記憶がない。。。
途中から妙にそわそわしだして、

「俺、鈍感みたいでさ、いい感じになった子に告白しろとせがまれて付き合うことがほとんどだったんだよね」

うんぬん、かんぬん。

なんだこれ。
私に告白しろって言ってるの??

これをきっかけに、私のどこかのスイッチがパチリと入りました。

さくら「気になったり、好きだったりするからデイトしてるんでしょ?それを前提にした上で、女にそれを言わせた男はサイテーだよ」
Sさん「サイテーかなぁ、やっぱり」
さくら「うん。サイテー(きっぱり)」
Sさん「さくらちゃんは、どうしてたの?」
さくら「私は、自分から言ったことない。ぶっちゃけだいたい向こうが煮え切らなくなって、押し倒されてるパターンが多い」
Sさん「えぇぇ、まじで?」
さくら「前の彼氏は沖縄で、(かくかくしかじか)結果夜這いされてそこからだったよ」

ちょっと言いすぎたかな、と思ったものの、自分から告白したくないオーラを出してきた男に、そんな甘っちょろい空気を出すなんて我慢ならず・・・

Sさん「夜這いっていいよね。夜這いって制度が復活してくれたらよくない?」
さくら「どこがいいの?」
Sさん「好きな子のところに「夜這いにきました~」って家へ行って、あとは女側がどうするか決めるわけじゃん。簡単だよね」
さくら「そんな節操ない制度なんかなくても、同じようなことできるでしょ。「好きです」って告白して、相手がどうするか決めるって点ではまったく一緒でしょ」
Sさん「だって「好き」とか言うの恥ずかしいじゃん」
さくら「夜這いは恥ずかしくないの?」
Sさん「好きっていう方が恥ずかしいよ」
さくら「なにそれ。後輩に肉食系師範してる顔で、実は草食系だよ、それじゃ(呆れ)」

おいおい。
あんまり私をがっかりさせないでくれたまえよ・・・
脳みそは下半身についてるわけじゃなかろうに・・・

話題をかえよう。
そう思って、「そういえば会った時に言うっていってたのってなんだったの?」

Sさん「え、あ、あれ?えーとなんだっけ?えーっと(激しく動揺)」
さくら「忘れちゃったならいいけど・・・(冷静)」
Sさん「覚えてるんだけどさ、あれ、やっぱ言わないでもいい?」
さくら「どっちでも好きにしていいよ・・・(ちょっと面倒くさくなってる)」
Sさん「あー、いやー、どうしよ。あー、やっぱ言うわ。俺、さくらちゃんのことかなり好きなの(さらっと)」
さくら「(ちょっと驚き)・・・あ、そうなんだ。びっくりした・・・」
Sさん「好きになっちゃったから、その、俺としては割と順序を踏みたい方で、間違って先に手繋いじゃったから失敗したなーって思って」

ニコニコして頷いていると、Sさんは一人でまくし立てるように話をしてくれます。

Sさん「意識しすぎて、ほんと中学生みたいになってて、どうしていいか、俺、さくらちゃんのこと、すっごい好きで」

39歳が動揺してる姿は、ものすごくかわいい。

Sさん「これでも、だから、また20日に会ってくれる?」
さくら「うん。私もSさんのこと、好きだよ」
Sさん「ほんと?」
さくら「メールとか、だいぶわかりやすくしてたつもりだったけど、伝わってなかった?」
Sさん「好意はもってくれてると思ってたけど、どれぐらいとかまでは・・・」
さくら「私もSさんにどう思われるんだろうなーって、計りかねてたよ」
Sさん「いやー、もう、かわいくて、けどどう進めていいかわからなくてさー。はー・・・(目を閉じて疲れきった顔)」
さくら「大丈夫?」
Sさん「大丈夫。なんか今のでドッと疲れが出て、この後仕事行きたくなくなってる」

自分から告白したのは、25年ぶりだそう。
あまりにさらっと言われたので、私はあまり実感が沸きません。

さくら「私って告白されたのかなぁ?」
Sさん「そうだよ。俺、二回も言ったよ」
さくら「私も好きです」
Sさん「はー・・・(また目を閉じて)」
さくら「両思いになったのかな?」
Sさん「うん、そうだと思う・・・」

なんとも締まりがない告白大会。
カフェの他のお客にも聞かれてたであろう、恥さらし大会。

Sさん「なんか俺、緊張してる」
さくら「私は逆に楽になっちゃった」
Sさん「はー・・・俺、あとで一人でもう一度噛み締めるわ」

そしてタイムリミットがきて、店を出ました。
駅までの徒歩20分ばかりを、人気のない住宅街をゆっくり歩いたんですが、手も繋がない(ちょくちょく会話の合間に腕に触ったりはしたけど)、マクスもしてなかったのに、何もナシ。

駅でも「今日はありがとう!」と離れがたい空気を出しつつ、接触ナシ。

別に何かしてほしかったわけじゃ・・・してほしかったのかもですが、さらりと別れてしまい、余韻もなし。

2軒目ご馳走になった時、お礼を言い忘れたので、メールをすると

「今日は夢を叶えさせてくれて、あと25年ぶりの告白を受け止めてくれてありがとう!幸せな一日だった~」

などなどの返信が。

嬉しいんですけどね。
一応、「サクラサク」という状況なんでしょうが、私的にはなぜか盛り上がりに欠けて、淡々としてます。。。

「付き合ってください」の言葉が足りてないんだよな、たぶん。
そのうち、私たちって付き合ってるの?とか言っちゃいそう。
私は彼の彼女になったのか、まったく実感が沸かずに漠然としてます。

今、文章にしてみて読み返すと、明らかに告白されてるんですけどね。。。
なんなんでしょ、このモヤモヤ。

次に会うのは20日の夜。
そこで答えが出るのかな。。。

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